運気上昇のはずが…水回りをキレイにした女性に訪れた不運とは

文・脇田尚揮 — 2020.7.7
洗面所などの水場を綺麗にしておくのは、風水では基本中の基本。でも、気合を入れ過ぎて“間違ったこと”をしてしまう人も少なくありません。良かれと思ってやったことが、あなたに不幸をもたらすことだってあるのです。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに、“洗面所に花瓶を置くY子さんの話”をご紹介いただきます。

■風水を勉強して、水場を掃除したら運気が上がったY子

25歳のY子は占いが大好きで、色々と勉強していました。風水について調べてみたところ、水場を掃除すると運気が上がるという情報を知り、実際にY子はトイレ、お風呂、洗面所をピカピカに掃除したのでした。

すると、2か月後にネットで理想通りの男性と知り合い、付き合うことに。風水のおかげで恋愛が上手くいき、彼女はとても喜んでいました。

■嬉しくなって洗面所に花を置くと…

嬉しくなったY子は、洗面所にお花を飾るようになりました。水場は、恋愛運をつかさどる場所。花を飾っておけば、もっと良い恋ができると思ったのだとか。

確かに、花を飾ることで恋愛運を上げることはできます。しかし、Y子は、“花瓶”の方に問題があるとは気づいていませんでした……。

■好きになった相手に妻子がいたことが発覚…!

お花を洗面所に飾るようになったY子は、彼と付き合い始めて半年後、相手に奥さんと子どもがいることを知りました。

きっかけはスマホのLINEだったそうです。ホテルで彼がシャワーを浴びている時、偶然目にしてしまったのだとか。

彼に問い詰めると正直に話してくれたようですが、カラダの相性も良い理想の彼です。彼女は関係を続けていく決心をし、彼とは週に1回ホテルで会う形で関係を続けていたそうです。

■慰謝料を請求されることに

Y子は、彼に妻子があることを知った後も、毎日のように彼とLINEをし、週に1回の逢瀬を楽しみにしていたそうです。

しかし、それはある日突然、終わりを迎えることになります。LINEの履歴から、二人の関係が相手の奥さんに発覚してしまったのです。Y子は彼と強制的に別れさせられ、慰謝料まで請求されてしまいました。

その後、風水的に“花瓶を水場に置いてはいけない”と知ったそうです。

現在、Y子は慰謝料を少しずつ返済しながら生活しているとのこと。もっと早く花瓶のことに気付いておけば良かったと、私に涙ながらに話してくれました……。

洗面所などの水場は、キレイにしておくことで恋愛運を上げることができる場所ですが、邪気が溜まりやすい場所でもあります。特に動きが停滞した水にっは邪気が溜まりやすいとされています。

もし、水場に水の入った花瓶をそのまま放置しておくと、マイナスの気が溜まり、ネガティブな精神状態になってしまい、誰かに頼りたい、甘えたいという依存心がムクムクと大きくなるのです。妻子ある男性と知っても、禁断の恋を続けてしまうように……。

水場には、花瓶のような“流れない水”をためるアイテムを置くのは避けた方が良いでしょう。

© Oleksandr Nagaiets / shutterstock
© Konstantin Gushcha / shutterstock
© Antonio Guillem / shutterstock
© Artem Furman / shutterstock

※2018年9月8日作成