本当にあった怖い話…「ヒビの入った鏡」が招いた不吉な出来事

文・脇田尚揮 — 2018.9.11
鏡はその昔、呪術に用いられていましたが、今では女子が身だしなみを整えるときに使う、日常生活に欠かせないアイテムですよね。そんな鏡を、亀裂が入ったままの状態使っていると、不吉な出来事に見舞われることも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに、“傷ついた鏡を使い続けた人が体験した不吉な出来事”をご紹介いただきます。

■お気に入りのドレッサーにヒビが入ったのに使い続けたIさん

姫系の可愛いインテリアグッズが大好きなIさん。自分の部屋の家具は、全てお気に入りのブランドで買い揃えていたようです。

特にドレッサーは一目惚れでした。値段も決して安くはありませんでしたが、思い切って購入。毎日お風呂上りに、その鏡の前でフェイスケアをするのが楽しみだったようです。

しかし、ある朝、少しよろめいた拍子に手に持っていたマグカップをドレッサーの鏡に当ててしまい、右上に5センチほどのヒビが入ってしまいました。

でも、そこまで目立たなかったので、Iさんはそのヒビが入ったドレッサーをそのまま使い続けたのだとか。

■3年付き合っていた彼との突然の別れが!

鏡にヒビが入ってから5日後、今まで3年間付き合っていた彼から「他に好きな女ができから、別れて欲しい」と告げられたのです。

後から知ったそうですが、彼はIさんとの交際期間中、他の女性と何回も浮気していた浮気の常習犯だったようです。

絶望した彼女は、ネットで占い師などを探して恋愛相談をしました。そこで風水にも詳しい先生から、「割れた鏡を使い続けてはいけない」という話を聞きました。

■鏡を粗大ゴミに出した次の日…

Iさんは、すぐに割れた鏡のことを思い出し、ドレッサーから鏡の部分だけ外して、粗大ゴミとしてゴミ捨て場に出したのだとか。そし、新しい鏡を注文したというのです。

しかし、Iさんはここで再び間違いを犯していました。実は、鏡は、塩水で拭いて清めてから和紙などに包んで捨てなければいけなかったのです。

鏡は古来より霊魂の通り道であり、かつては神聖な呪いのアイテムでもありました。捨て方にも気を遣わなければいけないのです。

その次の日、彼女は激しい頭痛に襲われることに……。

■鏡は捨て方を誤ると、とんでもないことに…

Iさんは不思議に思い、風水の先生に連絡。そして、自分の鏡の捨て方に問題があったことを知ったのです。

慌てて鏡をゴミ捨て場から回収し、正しい方法で処分したのだとか。

「もしもあのまま鏡が回収されていたとしたら……。ゾッとした」とIさんは私に語ってくれました。

鏡は恋愛運において非常に重要なアイテム。女性は、特に大切に扱うようにしましょう。

また、Iさんは悪夢にうなされることも多く、それはドレッサーの鏡がベッドを映していたことが原因でした。自分の寝姿が鏡に映ってしまう状態は“鏡光殺(きょうこうさつ)”といって、風水的に非常に悪い状態だとされています。

鏡の位置を変えてからは、安眠できるようになったとのこと。また、鏡を移動させてから三か月後に、会社の先輩と付き合うことができたと報告がありました。

鏡は、霊魂の通り道とされる神聖なアイテム。そんな鏡を割れたまま使い続けると、悪霊のたまり場を作り出してしまうのです。しかもそのまま廃棄してしまうと、あなたに災いが降りかかる恐れが。

もしも使わない鏡や割れた鏡を処分する際には、塩水をかけるか拭いてから、和紙で包んで埋めてあげましょう。大切なのは、感謝の気持ちを持って手放すこと。もうひとりの自分と向き合う気持ちで処分しましょう。

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