ハダカのコクハク【Epi4-4】「50人弱の男とセックスしてみて」

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Pink eye’s

　男やセックスに走る真実さんの話を聞いていると、親からの愛情が足りなかったのかな？　という疑問が沸いてきたので、率直に尋ねてみました。

「両親にはとても大切にされていたし、母からはちゃんと性教育もしてもらっていました。小学生のころから、生理のしくみやセックスのことを教えてもらい、“責任がとれるまではしちゃダメ”と耳にタコができるほど聞かされていました。ハタチになるまではしないと決めていたのに、高2でうっかり初体験…。すごく自分を責めました。その後、狂ったようにその彼と学校でやりまくることになるんですけど…」
　
【Epi4-2】「ビッチになった、きっかけ」でも感じたのが、真実さんがセックスしまくる背景に、「セックスしちゃダメ」という抑圧があったこと。つまり、自分を抑えつけ過ぎた反動で、やりまくってしまったようですね。

これって、ダイエットのリバウンド現象に似ていると思います。

「甘い物は食べちゃダメ！」とがんばってダイエット。いい感じに痩せてきたころ、ちょっとしたきっかけ（例えば、スイーツを一口食べたとか）でタガがハズれて、暴飲暴食をしちゃった感じ。

私が何度もダイエットに失敗しているので自信満々で言うのですが、「禁止」するダイエットは失敗します！　例えば「○○を食べない」「○○だけを食べる」みたいなふうにやると、一瞬体重は減っても、必ずといっていいほど、食べたい反動がきて元通り、あるいは更に増えちゃう…。

同じように、セックスも禁止が多いほど、なんらかのゆがみが起きて当然です。

読者のみなさんは「私は、セックスに禁止なんてない！」と思っているかもしれませんが、本当にそうかしら？　

「セックスは射精をしなくちゃ（ダメ）！」
「セックスは気持ちよくなくちゃ（ダメ）！」
「セックスは愛する人とじゃないと（ダメ）！」
「セックスは男性から誘われなくちゃ（ダメ）！」

な～んて思っていませんか？　これらも禁止のうちでは？　このように、「セックスはこうじゃないとダメ」という禁止は、誰もがひとつやふたつは必ず持っているものです。

ビッチになるって、そんなに特別なことじゃないのかもしれませんね。