かつて韓国ではゾンビものはヒットしないというのが定説だった。しかし、4年前に『新感染 ファイナル・エクスプレス』が大ヒットして以来、エンタメ界の風向きが一変。演技派コン・ユの熱演もゾンビもの=B級作品という概念を変えた。

「ゾンビものやパニック映画は、人間の脆さや醜さを暴きます。また、同時に人間本来の強さも表現されます。そのため物語を牽引する主役は、演技が達者な役者でないといけません」(ライター・西森路代さん)。マ・ドンソクの快進撃も『新感染~』が契機となっているし、続編『ペニンシュラ』にはカン・ドンウォンが登場。ユ・アインやチュ・ジフンもゾンビもので新たな魅力を発揮した。今、ゾンビと戦う男への注目度が上昇中だ!

ゾンビと戦う、注目のアジア男子たちをご紹介します。

ユ・アイン(KOREA)

『#生きている』

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人々がゾンビ化するなか、マンションに取り残された人々のサバイバルを描く『#生きている』で主人公ジュヌを熱演したユ・アイン。「ユ・アインは『トキメキ☆成均館スキャンダル』で女性のハートを掴んだと思ったら、『ベテラン』では悪役を、『バーニング』では複雑な現代の若者像を演じて演技派俳優と評されるように。本作の前半では、閉じ込められたジュヌの変化する精神状態を見事に演じ、新しいゾンビ映画を見せてくれました」(西森さん)
Netflix映画『#生きている』独占配信中

チュ・ジフン(KOREA)

『キングダム』

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国王が病に臥すなか、蔓延する疫病の謎を解くべく、世子が立ち上がる! 権力争いと陰謀が渦巻く王宮サスペンスとゾンビホラーを融合させた新感覚のドラマで、ゾンビに立ち向かうのが世子チャン役のチュ・ジフン。「実はゾンビよりも、権力を我がものにしようと企む人間のほうが恐ろしいと思わせる深いドラマです。デビュー当時の作品で王子役でブレイクしたチュ・ジフン。本作では、守るべきものは国民と考える姿に成長を感じます」(西森さん)
Netflixオリジナルシリーズ『キングダム』シーズン1~2独占配信中

カン・ドンウォン(KOREA)

『ペニンシュラ』

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描く続編『ペニンシュラ』の主演を務めるカン・ドンウォン。脱出先の香港から再び朝鮮半島に戻り、ゾンビや人間性を失った集団を相手にする元兵士ジョンソクを快演する。「カン・ドンウォンのキャリア初のゾンビ映画に期待が高まります。前作の評判が上々でしたが、それを超えるアクションがあるとのこと。カン・ドンウォンもアクションで本領発揮しているのでは」(西森さん)。2021年公開予定。
配給:ギャガ ©2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.

アジア男子…エンタメ界でアジアの男たちの勢いが止まらない。SNSやストリーミングサービスの普及で、その熱狂は国境を超えますますグローバルなものになっている。ドラマ『2gether』がツイッターで世界トレンド1位になり、タイのBLドラマに沼落ちする人が続出という一大ムーブメントを巻き起こしているのを筆頭に、俳優としても目覚ましい活躍を見せるボーイズグループメンバーや、華流イケメンの台頭など、今、アジア男子に世界が夢中!

にしもり・みちよ ライター。愛媛県出身。テレビ局勤務を経て上京。2000年代から編集・ライターの仕事を始める。アジアのエンターテインメントを伝えるラジオ番組のディレクターなどを経て、現在は、特に韓国映画と日本のドラマについて数多く執筆している。

※『anan』2020年9月30日号より。取材、文・山縣みどり

(by anan編集部)

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