1本で印象が激変するライナーの魅力に開眼。
コントでは唯一無二の感性が光るパフォーマンスを披露しているゆりやんさん。メイクも個性的な仕上がりを好むのかと思いきや、「カラーライナーは可愛いからたくさん買うんですけど、普段使うのは茶色系。でも今回いろんな色を試してみて、1本の線でこんなに印象が変わるんだってビックリしました~。いつもと違う気分になれるところがすごくスキ」
入れ方もあれこれ試してみたといい、なかでも気に入ったのは涼しげな目元が活きる切れ長ライン。
「大きく見せるより、細くて横長な方がカッコいいなって。日本ではみんな流行りに寄せがちだけど、それぞれ自分の好きなメイクをしたらイイやんって思うんです。カラーライナーはそういう遊び心を引き出してくれる気がします」
ヌケ感を演出するほんのりニュアンス賞
濃密な発色と滑らかなテクスチャーを両立したジェルタイプ。ウォータープルーフ処方で美しい仕上がりが長時間続く。「まぶたに引っかからずスルッと描けるし、先端が細くて思い通りのラインが引けるところが◎。04は茶色だけどオレンジのニュアンスがあって、今まで見たことがないヌケのある発色。ナチュラルなのに可愛く見えるから、好きな人と会う時につけたい。ザック・エフロンのことですけどね(笑)」。(写真上)アイエディション(ジェルライナー)04 オレンジブラウン ¥1,200 9/17発売(エテュセ)
ノーメイク風なのに印象的な切れ長アイで魅力をアピール。
「目尻を強調して、アジアっぽい切れ長な目元に。あえてシャドウは塗らずにラインだけで仕上げて“やってない風”に見せる方が今っぽいですよね」
初心者でも使いやすいソフトな色づき賞
江戸時代のキセルをイメージした一本は、パウダーアイライナーとリップライナーのWエンド。「アイライナーとシャドウの中間みたいな使い心地で、ふんわり色がつく感じが新鮮でした。“描いてます感”が少ないから、筆使いに慣れてない人にもよさそう。水色がかったグレーの01は、くすんだトーンが大人の女性の夏っぽくて素敵。“柳ねずみ”っていう色名もシブくて、思わず口ずさみたくなっちゃう(笑)」。(写真中央)キセルWライナー01 柳ねずみ ¥4,000 限定発売中(RMK Division)
和を感じる風流なデザインは浴衣メイクにもってこい。
「キレイに塗ってもいいけど、わざとヘタッピにはみ出しながら目尻に塗るのも可愛い気がします。リップライナーも併せて使うと大人な印象に」
オシャレ度爆アゲのビビッドカラー賞
パキッとした発色とマットな質感で、モードな眼差しをメイク。コシのあるフェルトタイプなので、太細ラインが自在に引ける点もポイント高し。「他の色も試したんですが、どれも驚くくらい発色するところが最高! 008は一見奇抜に思えるけど、塗ってみると顔から浮かないし合わせる服も選ばないので取り入れやすいと思います。マスクをしていても適当な服でも、一発でオシャレに見えるのがウレシイ」。(写真下)ザ カラー リキッド アイライナー008 Buttercup Yellow ¥3,000(ADDICTION BEAUTY)
少量でもポイントになるからいろんな使い方が楽しめそう!
「目を伏せた時に見えるくらい細く引いてもいいし、太ラインもカッコいい。慣れないうちは目尻に点を打つだけでも個性的になって楽しいですよ♪」
ゆりやんレトリィバァ 1990年生まれ、奈良県出身。2013年にピン芸人としてデビュー。‘17年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝を果たすなど、独自の視点を活かした芸風が世代を超えて支持されている。多彩な内容のYouTubeも話題。
※『anan』2020年8月26日号より。写真・五十嵐 洋(商品) スタイリスト・大島有華 取材、文・真島絵麻里
(by anan編集部)