名ショコラティエが作る「本気のプリン」に感激! 季節の味もチェック

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2020.07.15
スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『プリンカフェ 448』のプリンです。
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『テオブロマ』の土屋公二シェフがショコラティエ、ジェラテリア、ビーン・トゥ・バー店に続き、今度はプリン専門店をオープン! 土屋シェフといえば日本を代表するショコラティエながら、「30年くらい前は、代官山にあった『ラ・ポムべール』でかぼちゃプリン(一世を風靡した名プリン!)を散々作っていたんです」と、実はプリンとも縁が深い。息子でクレームカラメリエ(プリン職人)の遊夢(ゆうむ)シェフとの最強タッグで生むのは、フレーバーごとに配合を変え、日々変わる状態を見極めながらスチームオーブンで柔らかく火を入れた「本気のプリン」。

ひと匙いくと舌に気持ちいいほど滑らかにとろけ、卵とミルクのコクが優しくも力強く溢れる。それは吟味したとびきりの材料が醸すピュアな味わい。黄身が濃厚な那須御養卵、雑味がなく脂肪の甘みに満ちた北海道美瑛の牛乳、それから香り高いマダガスカルバニラ。やっぱり気になるチョコプリンには、コロンビア産カカオ70%のチョコレートを。低温焙煎で「カカオのすっぴんの味」を引き出したチョコレートは、カカオ感がありながらも食べやすくプリンにいい具合。季節ごとにいろんなフレーバーも登場予定で、「夏はスイカのプリンもいいな」と土屋シェフ。プリンはまだまだ楽しくなる!

前列右から、「チョコレートプリン」、宇治抹茶を使った「抹茶プリン」、ブルガリアのダマスクローズが清楚に香る「ローズプリン」各¥486、プレーンな「448プリン」¥464、ゼリーと2層に仕立てた「ミックスベリーとプリン」¥518。奥は固めタイプの「昭和プリン」¥432(すべて税込み)。抜かりなくいい食材を使った手が届く贅沢、常時12種ほどが並ぶ。

プリンカフェ 448 東京都渋谷区富ヶ谷1‐2‐15 TEL:03・5738・7500 10:00~21:00 無休

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。

※『anan』2020年7月22日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 取材、文・chico

(by anan編集部)

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