一途な女性が理想だし、自分もそうでありたい。
好きになった女性には、別の男性がいる。ニューシングル『INVISIBLE LOVE』は、そんな苦しい気持ちを歌ったラブバラードです。初めて聴いた時は、大人っぽくて色気のある楽曲だなっていう印象と、「これがリード曲になるんだ」という新鮮な驚きと。THE RAMPAGEがシングルでバラードを出すのは、11枚目にしてこれが初めてなんです。しかも、作詞は小竹正人さん(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの名曲「花火」などで知られる)。小竹さんには、いつかソロ曲で書いていただけないかと実は密かにお願いしていたんですけど、先にグループでその夢が叶いました。詞の世界観は、さすがの素晴らしさ。それを表現するために、今回は詞の内容をより具体的にイメージしながら歌っています。「好きな人を無理にでも奪いたい」とか、男性として共感できる部分がすごくあって。ただ、自分が実際にそうするかはまた別ですけど(笑)。僕だったら、好きな人が幸せでいてくれるなら、それでいい。無理やり壊したくないから相手に気持ちを伝えず、自分の中だけで想っているような気がします。
この楽曲は、年上の女性をイメージしていますが、僕が年上の女性と恋をするなら、この曲のように男性を翻弄するタイプの人より、やさしくて、ひたむきというか、一途な人がいいですね。自分自身、“一途でありたい”っていう気持ちがあって、恋愛映画の中でも『タイタニック』や『きみがくれた物語』が好きなのも、そういう想いがあるからかも。将来、家庭を持つことができたら、大切な人を守るために、自分が犠牲になるくらいの人になりたいですね。一途な女性が理想だし、自分もそうでありたい。
【Q&A】
Q 新曲「INVISIBLE LOVE」で特に好きなところは?
A 「わからない かまわない~」の一節。好きな人を奪いたい気持ち、男性にはきっとあると思います。
Q この曲からイメージするのはどんな女性?
A 真実が見えないミステリアスな女性。
Q 年上の女性と恋愛するとしたら、どんな人に惹かれる?
A 経験からくるやさしさや包容力のある女性に惹かれる気がします。
Q その女性をデートに誘うなら?
A え? そういうの全然ないから…。難しいですね。でも、手を繋いで一緒に歩けたら楽しそう。
Q メンバーで一番、年上の女性に好かれそうなのは?
A 樹かな。年上の女性と似合いそうな顔をしているから。性格的にも、キャピキャピした女性はあまり好きじゃなさそう。
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Q 好きなラブソングは?
A 広瀬香美さんの「ゲレンデがとけるほど恋したい」。テレビで歌われているのを見て以来、歌唱力のすごさと前向きな曲調にハマっています。
Q 恋愛についての作品で好きなものは?
A 映画『タイタニック』と『きみがくれた物語』です。
よしの・ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。ボーカル、俳優。『私がモテてどうすんだ』で映画初主演。7月10日公開予定。
ザ・ランペイジ・フロム・エグザイル・トライブ 3人のボーカルと13人のパフォーマーで構成されるダンス&ボーカルグループ。今年4月に発売された新シングル『INVISIBLE LOVE』では、初めてバラードをリード曲に据えた。MVでメンバーたちが見せる大人っぽい表情や演技も話題に。
『anan』2020年5月20日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・中瀬拓外 ヘア&メイク・谷川一志 上野綾子 大矢佑奈 あき(以上KIND) 取材、文・菅野綾子 保手濱奈美
(by anan編集部)