ダンスも追求していきたい。
八木勇征
「FANTASTIC 9」の最後のサビは、パフォーマーの声も入った合唱という形態をとっているんです。僕たちだけではなく、ファンの方もライブで一緒に歌えるようにと。これを3月から始まるアリーナツアーでみなさんと歌うのが今から楽しみです。今年の目標はダンスを追求すること。GENERATIONSのボーカルのお二人が音サビでがっつり踊っている姿を見て、僕もパフォーマーの動きに追いつきたいと思うように。個人的には声優に挑戦したいです。アニメや洋画の吹き替えなど、声で表現できることの幅を広げられたら。
今は週4回ジムに行っていますが、踊れる柔軟な筋肉をつけるため、最初の10分は必ずストレッチをします。もともと僕、LDHに入る前にパーソナルトレーナーとして働いていたんです。国家試験並みに難しいアスレティックトレーナーの資格も取る予定だったので、体作りの知識はあるほう。今、なっちゃん(堀夏喜)が体を大きくしたいと言っているので、僕の知識をフルマックスに使いしばき上げてます(笑)。
やぎ・ゆうせい 1997年5月6日生まれ、東京都出身。ボーカル。'17年「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」で加入。
嫌われてもいいから、自分らしく。
澤本夏輝
トレーニングでは体幹を鍛えています。僕のダンスは昔やっていたジャズが軸になっていて、体幹がしっかりしていないと上手く回れないから。でも、筋トレ中、楽しいという感覚はゼロ。基本、無です(笑)。
アルバムの表題曲である「FANTASTIC 9」のMVは海外で撮影しました。桟橋や、赤土がむき出しの山で踊り、人工物がほとんどなくて気持ちが良かったです。空を見上げて、翔太のことを思ったりもしました。“ピンクの空”という歌詞や、メンバーの自然な笑顔を味わってもらいたいです。今年のアリーナツアーでは、みなさんに僕たちなりのエンターテインメントを届けて、幸せになってもらいたい。そして、勉強や吸収をして2021年につなげていきたいです。目標は、グループに貢献できるパフォーマー、そして、フラフラしない芯のある男になること。嫌われてもいいから自分らしく生きていきたい。しっかりと意思表示をして、その上で僕を好きになってくれる方と、一緒に仕事ができたら嬉しいですね。
さわもと・なつき 1994年1月19日生まれ、長野県出身。パフォーマー。ファッション好きで、服の歴史や生地に興味あり。
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変幻自在なグループを目指します。
中島颯太
FANTASTICSが目指しているのは“変幻自在”。男らしい曲もあれば、爽やかな曲、バラードもある。ファーストアルバムには、そんな僕たちのすべてが詰まっています。くすっと笑える曲も入っていて、実はメンバー全員お笑い好き。去年のホールツアーでは、ライブとの2部構成でお芝居にも挑戦しましたが、鈴木おさむさんの脚本にメンバーがどんどんアドリブでギャグを入れるから、舞台の上で笑いを堪えるのに必死でした(笑)。初回生産限定盤にはその様子も収録されているので、ぜひ見てほしいですね。
3月からは初のアリーナツアーが始まります。緊張もありますが、わくわくのほうが大きいです。会場が広くなっても、多くの人に歌が届くように、一番後ろの方の耳元で歌う意識で歌いたいと思います。
体作りでやっているのは、筋トレよりサッカーとかスポーツのほうが多いかも。FANTASTICSは世界さんと慧人以外、サッカー経験者。メンバーでチームを組んで試合ができますよ!
なかじま・そうた 1999年8月18日生まれ、大阪府出身。ボーカル。「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION5~夢を持った若者達へ~」で加入。
ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブ 2018年にデビューしたダンス&ボーカルグループ。同年にパフォーマー・中尾翔太が逝去。現在は、彼の遺志も継ぎながら8人で活動している。1stアルバム『FANTASTIC 9』が発売中。
※『anan』2020年2月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・jumbo(speedwheels) ヘア&メイク・大木利保 中山伸二(CONTINUE) 取材、文・菅野綾子 保手濱奈美 重信 綾 衣装協力・ラッドミュージシャン
(by anan編集部)