チョコレートの魅力である味や香りは、テイスティングすることでさらに深く楽しむことができます。正しいテイスティングのポイントを明治 カカオ開発部の藤原成一さんに教えていただきました。

チョコのテイスティングをしてみよう。

チョコレートの個性を深く知ることができるのがテイスティング。なんとチョコレートを手にした瞬間からテイスティングは始まっているのだそう。「味覚だけでなく、嗅覚や視覚、触覚、聴覚など五感や全身を使って味や香りを体感するのがポイント。舌で感じる五味(甘味、酸味、苦味、塩味、旨味)に加えて、渋味も意識するようにするとチョコレートの複雑妙味をさらに深く楽しむことができます」(藤原さん)。ぜひ以下の6つのステップで味わってみて。複数のチョコレートをテイスティングする場合は、カカオ含有率の低いものから始めると味を認識しやすい。

1、リラックスする

tasting

心を落ち着けて楽しむことが、チョコレートをおいしく味わう秘訣。五感が冴え渡るよう、まずは静かでリラックスできる環境を整えて。

2、色・ツヤを見る

色やツヤをしっかりチェック。同じカカオ含有率でも、産地やメーカーにより色合いが異なるものも。上品な光沢は、よい品質の目安。

3、香りをかぐ

チョコレートを鼻に近づけ、表面の香りを楽しんで。鼻からかぐ香りと口に含んだ後に感じる香りでは、異なることが多いのだとか。

4、音を聞く

板チョコを割る音もチェック。パキッと硬い音ならシャープな口溶けで香り立ちよく、柔らかな音なら濃厚な味の広がりが予想できる。

5、舌の上で味わう

口の中に入れ2~3回噛んだ後、舌の上でゆっくり溶かす。食べる前に五感で感じた印象と結びつけながら味わって食べてみよう。

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6、口の中の香りを鼻から抜く

ゆっくりと鼻から息を出し、口の中に広がった香りを鼻から抜く。チョコレートから解き放たれた香りが全身に広がるのを感じて。

藤原成一さん 明治 カカオ開発部。1996年の入社以来、チョコレート開発に携わる。プライベートでもチョコレートのアレンジレシピやペアリングの探求に余念がない、根っからのチョコレート愛好家。

※『anan』2020年1月22日号より。イラスト・SANDER STUDIO 取材、文・宮尾仁美

(by anan編集部)

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