「発端は、占い師のゲッターズ飯田さんに占ってもらったことだったんです。『いままで占ってきたなかで、1番か2番目に強運です』と言われ、シンプルに嬉しかった。でも、周囲の人たちが僕の写真を待ち受けにするようになってからは、僕の存在が本当に誰かの役に立つんだろうか…と戸惑いも生まれたんです。やっぱり、求められる以上は期待に応えたい。それからは自分自身も心を整えたり、ネガティブなことを発信しないようにしたりと、生活習慣をあらためるようになりました」
“みんなの期待に応えたい”という想いから、日々の生活を振り返り、開運を導く丁寧な暮らしを心がけるようになったSHOCK EYEさん。その習慣を綴った自著『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』(講談社)は、発売してすぐに重版がかかるほど話題を集めた。
SHOCK EYEさんが常に意識していること。それは“心を整えること”だ。
「ただし、心とだけ向き合っていればいいのかというと決してそういうわけでもなくて、体のこともケアしなければいけないと思うんです。たとえば、お風呂に浸かってみたり、美味しいものを食べてみたり、きちんと睡眠時間を確保したり。心と体はつながっているので、健全な体が手に入れば、自然と心も整っていくんですよ」
僕にとっての“お守り”、それはファンの存在です。
SHOCK EYEさんにはとても大切な“お守り”があるという。それは高名な神社で購入したご利益のあるもの、などではなく、もっと身近にあるもの。そう、“ファンの存在”だ。
「お守りって、それを持っていることで安心できるのであれば、どんなものでもいいはず。たとえば、子どもの頃から大事にしている消しゴムや定規なんかでもね。僕にとってのそれが、湘南乃風を応援してくれているファンの存在なんです。彼らがいるからこそ自分の存在価値を確認できますし、頑張ろうと気力が湧いてくる。きっと誰にだってそういう存在はあると思います。親友やパートナー、なぜか捨てられないもの、よく訪れるお店…。人や物、場所、なんだっていい。自分だけのお守りを見つけられると強くなれるし、日々が楽しくなるんじゃないかな」
それでも悩み、迷ってしまったら、どうすればいいのだろう?
「自分のやるべきこと、進むべき方向に思い悩んでしまうことがあったとしたら、まずは目の前にいる人が喜ぶことをする。それに尽きると思うんです。僕だって不安になることはあります。アーティスト活動をしながら、開運につながるお仕事も増えてきていて、方向性がブレてないかな…と悩んだりもするんです。でも目の前の困った人が笑顔になるならそれでいいじゃないか、と。そんなシンプルな考え方でいいんですよ」
SHOCK EYEさん流“言葉のお守り”
運を切り拓き、よりよく生きるためには、自分自身を見直すことが大切。anan総研メンバーのリアルな悩みに、SHOCK EYEさんが時に優しく、時に厳しく、言葉のお守りをくれました。
Q. 結婚願望はあるのに、いまいち本気で婚活できないんです。(30歳・会社員)
A. 結婚したいのならば、かっこ悪くてもまずは踏み出すべし。
一歩踏み出せないのは自信のなさの表れかも。「自分に自信がないから、本気で婚活できないんじゃないかな? でもかっこ悪くたっていいんです。始めてみることがなにより大切」
Q. いまの仕事を続けるか、転職するべきか、答えが出ません。(30歳・会社員)
A. なんのためにそこにいるのか、自分に問いかけて。
なんとなく、で続けていては時間の無駄かも。「自分がなんのためにその仕事をしているのか、あらためて問いかけてみたほうがいい。それで答えが出ないなら、辞めるべきです」
Q. 私は子育てで家にこもりきり。なのに、自分だけ飲みに行く夫にムカつきます!(28歳・主婦)
A. 目標は1年後! それまで夫のことも育てるつもりで。
「すぐに解決しようとせず、ひとまず1年後の自由を目標に環境を整えてみては。男性の意識を急に変えるのは残念ながら難しいので、役割分担して少しずつ任せていきましょう」
ショック アイ 1976年生まれ、神奈川県出身。’03年、湘南乃風のメンバーとしてデビュー。近年は幅広いジャンルのアーティストに楽曲提供も。
※『anan』2019年10月9日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・渕上カン ヘア&メイク・大島千穂 取材、文・五十嵐 大
(by anan編集部)
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