日向坂46・金村美玖「青春の一ページです」と語る京都での思い出

ファッション
2019.07.14
京の伝統と今を感じる小物を日向坂46の金村美玖さんと小坂菜緒さんが着こなす。彼女たちの京都の思い出とともにお届けします。
yukata

浴衣で撮った渾身の一枚をブログにUPするのが目標

大柄のひまわりが優雅にあしらわれた浴衣を落ち着きを宿したグリーンの帯でしっとり着こなしてくれた金村美玖さん。

「この浴衣、かごバッグを合わせたら、どこかワンピースっぽい雰囲気にもなりますよね。夏祭りに出かけるのももちろん素敵なんですが、美術館に行くとか、レトロでおしゃれな喫茶店を訪ねるとか、何気ない日常でさらっと着こなせたら女性として“粋”かなって思います」

そんな金村さんの京都の一番の思い出は、中3のときの修学旅行。

「清水寺周辺や祇園の街を散策したんですが、古風な街並みが素敵でどんなに歩いても目に飛び込んでくる景色に感動しっぱなしでした。牛の生ヒレカツ丼や八つ橋がおいしかったな。それから、雑誌でよく目にしていた『よーじや』さんに行けたのもうれしくて。あのとき購入して以来、あぶらとり紙は今でも愛用しています。山寺の近くでクラスメイトとおみくじを引いてきゃっきゃしたのも青春の一ページです(笑)」

最近、フォトジェニックな写真をブログに載せることに夢中だという金村さん。

「次に京都に出かけたら、あの景色の中に和装で溶け込んで撮影してみたいですね」

かねむら・みく 2002年9月10日生まれ。埼玉県出身。グループ加入当初からその美貌に注目が集まる。特技はアルトサックス。好きな食べ物はお寿司。

次こそはのんびりゆっくり京都の街を散策したいです

「浴衣は大好きなんですが、袖を通すのがうれしい半面、ちょっぴり照れくさくもあります」。風車を幾何学風にデザインした浴衣をモダンに着こなしてくれつつも、はにかみながら話してくれたのが印象的な小坂菜緒さん。関西出身なので、京都には何度も行ったことがあるのかと思いきや、

「近いと、逆になかなか足を運ぶ機会がなく、実は、親戚と一緒に日帰りで1度しか行ったことがないんです(笑)。たしか中1のときだと思うんですが、当時の私はものすごく歴史にハマっていて。どうしても清水寺に行きたいとせがんだのを覚えています。ちょうど桜が満開の季節で、清水の舞台から見える花霞にうっとり。自撮りするのも忘れて、その景色を夢中でカシャカシャ撮影してました。外国の方が着物で散策しているのをたくさん目にして、京都は日本を象徴する場所なんだなって、しみじみと感じました。おみくじは……なんでだろう、引かなかったですね(笑)。参拝の帰り道、お寺の近くでいただいた、にしんそばもおいしかったです」

次に行きたいのは、嵐山・嵯峨野方面。

「緑が多くて癒されそうですよね。梅園のみたらしだんごを食べ歩きしてみたいな」

こさか・なお 2002年9月7日生まれ。大阪府出身。デビュー曲『キュン』からセンターを務めるエース。『Seventeen』の専属モデルとしても活躍中。ニックネームは“こさかな”。

日向坂46 今年3月にシングル『キュン』でデビュー後、瞬く間にブレイク。7月17日に2ndシングル『ドレミソラシド』をリリース。毎週日曜25:05~オンエア中のレギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)もチェック。

金村さん・浴衣¥28,000(和風館) 帯¥7,800(そしてゆめ)共に和風館ICHI TEL:03・3409・8001 下駄¥9,800 バッグ¥14,000 コサージュ¥4,200(以上撫松庵TEL:03・3661・0843) 小坂さん・浴衣¥28,000(きもの道楽/和風館ICHI) 帯¥18,000(くるり TEL:03・3403・0633) 下駄¥9,800 バッグ¥16,800 かんざし¥3,800(以上撫松庵)

※『anan』2019年7月17日号より。写真・嶌原祐矢 スタイリスト・藤井晶子 大竹恵理子(浴衣) ヘア&メイク・北原 果 取材、文・石橋里奈

(by anan編集部)

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