【モテるクイズ】Q3.最強にモテるボディタッチは次のうちどれでしょう?
読解力に関するクイズ
【恋愛偏差値60レベル】
Q.飲み会で気になる男性と隣になりました。次のうち最強にモテるボディタッチの技はどれでしょう?
1.手の大きさ比べ
2.机の下でひざ当て
3.末端冷え性を確認させる
4.指相撲を長期戦に持ち込む
シンキングタイム!
《傾向と対策》
「ボディタッチ」の構造に関する頻出問題。男性はボディタッチをされた瞬間、「あれ?この子ぼくのこと好きなんじゃない?」という仮説を打ち立てます。そして検証する間もなく、すぐ恋に落ちます。
ボディタッチの種類は、数多く持っているに越したことはないですが、重要なのは主体と客体の関係。このクイズでは、ボディタッチの仕組みを理解しているかどうかがポイントとなります。
《解答》 正解は3の「末端冷え性を確認させる」です。
《解説》
不正解の選択肢も、もちろんボディタッチの技として有効です。それぞれ解説していきたいと思います。
1.手の大きさ比べ
こちらは一番ベタで実行しやすい、ボディタッチ教則本の1ページに記載されている技です。下心もバレず、気恥ずかしさを感じず行えるだけに、古今東西で使い古されています。
男性側も「はいはい、ボディタッチ教則本の1ページに記載されている技ね」と免疫がついているため、比べようとする手が止まって見えることでしょう。
2.机の下でひざ当て
「アンダーザデスクひざ当て」「ひざ小僧コミュニケーション」「抱いてホールドオンニー」と流派によって呼称が違いますが、こちらは使いやすいくバレにくい確実に覚えたい技の1つです。
机の上ではみんなと会話しているのに、机の下では2人だけの秘密の所業が行なわれている。そのドキドキが彼のボルテージを上げます。長時間行うと「完全に惚れてるな」と安心されたり、「相当な手練だな」と警戒されるので油断は禁物。
4.指相撲を長期戦に持ち込む
指相撲を仕掛け、長期戦に持ち込むという大技。うまく決まれば彼のハートをぶち抜いたも同然です。しかし、これは飲み会では行ってはいけない禁じ手。
2人きりならいいですが、観戦者がいる中で指相撲をやらされるというのはとてつもなく恥ずかしいものです。他のプレイヤーにいちゃつきを見せつける単独プレーによって、フィールド全体から反感を買ってしまうでしょう。
3.末端冷え性を確認させる
「あたし末端冷え性なんだよ!」と手を差し伸べて、彼に冷たさを確認させる。この技には、決定的に他とは違う点があります。
手の大きさ比べるのも、ひざを当てるのも、指相撲を長期戦に持ち込むのも、動作主は自分です。しかし、こちらの選択肢では、冷え性を確認するのは男性。
「ねえ、触って」と無防備な状態で、彼に主体性を持たせてボディタッチを促しているのは、この選択肢のみ。
そして、末端冷え性というお悩みを持ちかけることで、男性に「この子はか弱い生きもの」「おれが守らないでどうする」「おれの全ぬくもりをこの子に!」と、使命感を与えることに成功します。
コメディアンがコンプレックスを笑いに変えているように、末端冷え性も、身体的アドバンテージになり得るのです。
《総評》
ワンオンワンと団体戦で、使用するボディタッチを変えなければいけません。団体戦で気をつけるべきは、他の人が見ていて不快ではないか、男性に恥をかかせていないかということです。
手に取りすぎたハンドクリームをおすそわけするという技も、群衆の前でやられたら男性は赤面して逃げ出してしまいます。TPOをわきまえなければいけません。ボディタッチの教則本を読み込み、体が覚えるまで弟や地元のなんとも思っていないマイルドヤンキーで試していきましょう。
Author
絵・おほしんたろう
1985年佐賀県生まれ。九州大学卒業。2009年にワタナベエンターテインメントに所属し、お笑い芸人に。2014年からTwitterにイラストネタをアップし、話題を集める。現在、TVQ九州放送にて冠番組「おっほ~ゴッホみたいに言うな!!~」放送中。Twitter @ohoshintaro