ネズミだけど猫さまと超仲良し!…人懐っこいモルモットさまの衝撃的な寝姿とは

取材、文・Manabu Matsunaga — 2024.1.20
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第201回目は番外編。猫さまではなく、モルモットのオレオ(Oréo)さまです。

超人懐っこいモルモットさまの物語

【フレンチ猫さま】vol.201
猫(モルモット)さまの話をもっと聞かせて!
オレオさまは4歳の男性モルモットさま。


モルモット


<オレオさまが語ります>
僕のケージの部屋は開いているので、いつでもアパート内を自由に歩き回ることができます。食事は種子、干し草、野菜(ニンジン、キュウリ、サラダ)です。特にサラダが大好物です。
猫とモルモット

家の中のお気に入りの場所はリビングのカーペットの上。高い場所は苦手です。特に日中はどうも眠くなっちゃいます。僕は社交的で、人(犬も猫も)との対応も心得ています。

飼い主たちがソファにいるときはそばに行き、すぐに隣で眠ってしまいます。寂しがりやな性格なのかもしれません。


<飼い主から見たオレオさまとは>
以前にもモルモットを飼ったことがあります。穏やかな性格ですっかりこの存在の虜になってしまいました。
モルモット

オレオがやってきた時、私たちは先住のモルモットと一緒に彼を歓迎しました。残念ながらそのモルモットは今はもういません。オレオは訳があって飼えなくなった飼い主から引き取りました。
猫とモルモット

オレオはバカンス時期になると、ときどき猫のロミーの家に行き、寝泊まりします。家では犬と暮らしているため、他の動物の存在にも慣れています。オレオはとても懐っこくどこへ行っても人気者なのです。
野菜を食べているモルモット

大概のモルモットは、いつでも逃げられるように立ったまま寝るらしいですが、オレオは私たちの存在に安心しているのでしょうか、猫のように丸くなってお腹を地面につけて寝ています。コミュニケーション表現も豊かで、何を求めているのかこの小さい体で精一杯表現しています。オレオと一緒に生活することでたくさんの幸せをもらっています。
ーーこの連載に何度も登場している長寿猫のロミーさまのところに、バカンスのたびに泊まりに来ているモルモットのオレオさまは、大の動物好き! 犬さまでも猫さまでもなんだって来いです。小さな体ですがそこに宿っている温かい気持ちが汲み取れました。ロミーさまも幸せいっぱいでバカンス時期が待ち遠しいようです。

長寿猫さまロミーさまの物語はコチラhttps://ananweb.jp/column/frenchchat/465371/
著者情報

松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!