“肩が柔らかい人”は要注意!?「ダイエットしても痩せにくい人」の特徴と対策

ウェルネス
2023.08.22

文 / 上村由夏

「ダイエットをしてもなかなか効果が出ない」「全体的には痩せているはずなのに、ぽっちゃりして見える」……そんな人は、“肩”が柔らかすぎることが原因かもしれません。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ダイエットしても痩せにくい人の特徴と対策についてご紹介します。

あなたの肩は柔らかいですか?

女性は肩の柔軟性が高い傾向にあり、本来肩甲骨が動いてフォローするべき体の動きを、肩が全部カバーしてしまっている人も。そうすると、肩の可動域だけがどんどん広がり、背中が動かない状態になりやすいのです。

肩の位置が歪んだり不安定になると、背中周りのお肉が残るなど、ぽっちゃりした肩周りの原因となることも考えられます。この場合、次のように肩甲骨を動かして肩を整えましょう。

肩のラインを意識して

肩のラインを意識して

1.椅子か床に座ります。
2.両腕を鎖骨の位置で左右に広げます。
3.肘を曲げて、指先を天井方向へ。

肩のラインを意識して

4.肘から下を、息を吐きながら交互に下げて、指先を下に向けます。
5.息を吸いながら腕をチェンジし、吐きながら肘下から指先を下に向けます。
6.30秒繰り返しましょう。

背中の柔軟性を整える

背中の柔軟性を整える

次に、背中の柔軟性を整えましょう。

1.立った姿勢で、右腕に500ml程度のペットボトルを持ちます。
2.左手は後頭部へ置き、肘を開きます。

背中の柔軟性を整える

3.息を吸います。息を吐きながら、右方向へ体側を傾け、左体側を伸ばしていきます。ペットボトルの重みを意識しながら胴体を元の位置に戻しましょう。
4.5~10回程度繰り返したら、反対側も同様に行います。

肩甲骨を動かそう!

肩コリをほぐすときなど、肩を起点とした動きには少しだけ注意が必要です。肩甲骨を意識して動かすことで、肩の位置が歪むのを防ぐことに繋がります。背中が良く動くようになると、見た目もすっきりしてくるはず。ぜひ試してみてくださいね。
©metamorworks/shutterstock

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。

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