やめたら朝がラクになりました! 女性約100人調査「朝ごはん、手を抜いてよかったこと」

ライフスタイル
2023.10.27

文・市岡彩香

今回は、美容や健康に関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「朝食のマイルール、やめたこと」についてアンケートを実施。毎日の朝食事情、なかなか聞けない女性たちの本音を調査しました!
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「朝食」をテーマに、女性たちの実態を大調査!

朝食は、体調を整えるうえでもとても大切。わかってはいても、何を食べるかを決めたり、準備をすることすら面倒なときってありますよね。anan Beauty+ clubに所属する女性たちは、どのように考えているのでしょうか。朝食のマイルールや、やめてよかったことなどについて聞きました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

美容、健康好きの女性は朝食を食べている

まずは、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「朝食のマイルール」について聞いてみたところ、

「お昼までもたなくてお腹が空きすぎてしまうので、どんなに早い朝でも何かしら食べるようにしている」(38歳・主婦)

「起きるのが遅くなったとしても必ず朝ごはんは食べる」(28歳・会社員)

「最低限、何か口には入れるようにする」(35歳・会社員)

「なるべくたんぱく質をひとつは摂るようにする。できればバナナとかフルーツも摂る。忙しくても、ヨーグルトにきなこや白ごま、アマニオイルなどをトッピングして食べる。このひと手間は大事だと思っています」(39歳・専門職)

「免疫下がってるなと感じるとき以外は、無理して食べない」(40歳・経営者)

今回のアンケートでは、朝食を食べない派は非常に少ない結果に。回答したほぼ全員が、何かしらは必ず口に入れるように意識しているようです。一方で少数派ではありますが「無理して食べないようにしている」という回答も。筆者は、朝食を摂らないと、栄養面はもちろんなのですが、何より元気がでないですし、カラダが起きてくれない気がしてい毎朝食べています。

Q. 朝食の際にやめたことってある?

続いては「朝食の際にやめたこと」についても教えてもらいました。

1. 頑張って作ることをやめた

「頑張って作るのはやめました。億劫になって食べなくなってしまうので、基本簡単にできるものしか食べません」(31歳・会社員)

「細かい副菜をたくさん用意して小鉢に並べて食べるのをやめました。洗い物が増えるし、そんなに朝からたくさん食べられないのに頑張って用意する必要はないなと気づいた。それと料理研究家の人が、具だくさんのお味噌汁で栄養成分的にはOKと言っていたので。お味噌汁は5種類以上具が入るように作っています」(31歳・専門職)

さすが美容や健康に関心の高い女性たち。カラダにいいものを摂るために、手作りのものにしようと毎日頑張りすぎてしまった人も。手作りにこだわりすぎてしまうと、朝食の準備すら面倒になってしまいますよね。できる範囲で続けられるものを選びたい。

2. 家族と一緒に食べるのをやめた

「平日は家族バラバラで食べています」(39歳・会社員)

「前は、家族と一緒に食べなきゃと思っていましたが、自分のタイミングで食べるようになったら快適です」(37歳・専門職)

家族とできるだけ一緒に食べたいですが、思いきって各々のタイミングで食べた方が、気が楽になることもあるのかも。ひとりひとりのスケジュールが違うからこそ、一緒に食べることが難しい場合があって当然です。

3. 炭水化物だけ食べるのをやめた

「栄養を考えて、毎日シリアルだけ、食パンだけ、みたいなのはやめました。食パンを食べるなら、何かを上に乗せてトーストするようになった」(39歳・会社員)

タンパク質やビタミンなど、栄養成分をしっかり摂りたい朝食。炭水化物だけよりも、パンやごはんに納豆やたまご、アボカドをトッピングしたりなど、バランスの工夫をしている人が多いようです。

4. 朝にパンを食べるのをやめた

「朝にパンは準備は楽ですが、子ども達に食べさせるとパンくずがけっこう落ちてしまって、そのあとの掃除が大変なのでやめました」(38歳・主婦)

パンは楽かと思いきや、後片付けが大変だという声も。小さい子どもがいる家は、パンでなくても、こぼれてしまう時はこぼれてしまうので何を選ぶか難しいところです。

5. フルーツを食べるのをやめた

「フルーツは、朝だと切る時間を確保するのが大変。朝ではなく夜に食べるようになりました」(40歳・主婦)

ビタミンをたっぷり摂れておいしいフルーツですが、カットするのが面倒なんですよね。買う段階で、バナナやみかんなどカットをする必要のないフルーツを選ぶのがいいかも。

6. スムージーを作るのをやめた

「カラダにいいとテレビで見てから、フルーツと豆乳、冷凍小松菜で作るスムージーにハマりました。でも、ミキサーを洗うのが手間で作らなくなりました」(40歳・主婦)

スムージーは効率よく野菜やフルーツを摂取できますが、手作りとなると後片付けが大変なようです。筆者は、ミキサーの洗い物が面倒すぎてイライラさえしてきます。

7. 朝のプロテインをやめた

「プロテインだと物足りなく感じる。朝は米が食べたい」(28歳・会社員)

大人気のプロテインですが、朝ごはんに毎日取り入れるのは続かない人多数。朝は、米が食べたくなる気持ちわかります!

ヨーグルトが1番人気

続いて「個人的ブームになったオススメの朝食」についても聞いてみました。

「アロエヨーグルトは味が好きだから何度も食べています」(35歳・会社員)

「ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルト。カラダにいい気がする」(26歳・会社員)

「ヨーグルトにドライマンゴーを前日からつけて翌朝ぷりぷりになったマンゴーヨーグルトを食べることにハマっていました」(40歳・会社員)

「韓国で食べたヨーグルトの再現レシピ。ブルガリアヨーグルトとバニラヨーグルトを混ぜて、麦チョコを入れて食べています」(31歳・会社員)

「食パンにバターを塗り、バナナをのせて、蜂蜜をかけて食べるバナナパンにハマっています」(39歳・会社員)

「朝ラーメン。有名な朝ラーのお店があり、しかもスープが毎日変わるのでつい食べに行ってしまいます」(35歳・会社員)

今回のアンケートでは、ヨーグルトが特に人気。手軽でおいしくて、食べやすいからこそ続けやすいですよね。筆者もヨーグルトに蜂蜜をかけて毎日食べています。ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルト、気になります! 朝ラーメンにハマっているという人も。ダイエットには良くないかもしれませんが、食べるだけで幸せな気持ちになれそうです。

朝食は、カラダが喜ぶ+簡単なものを

いかがでしたか。美容や健康に関心が高い女性たちは、カラダが喜ぶ+作るのも後片付けも簡単なものを意識して選んでいる人が多いようです。今回の女性たちの回答、ぜひの朝ごはんの参考にしてください。

<筆者情報>

市岡 彩香(いちおか あやか)
ananを中心に活動するフードライター。KALDI、シャトレーゼなどに詳しく、週7で自炊をするグルメ女子。また、これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。取材ライターとしても活動中。

(C)kucherav/AdobeStock

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