文/桐生奈奈子
白スニーカーのベストコーデをタイプ別に攻略!

様々なコーディネートに合わせやすい白スニーカーは、足元にカジュアルさをプラスできるので春コーデにぴったりですよね。ですが、万能だからと言って、ただ何となく合わせるのはもったいないかも!
そこで今回は、タイプの異なる3足のスニーカーで、筆者がひそかに行っている白スニーカーの組み合わせルールをご紹介します。
ハイカットスニーカーはロングワンピと相性良し

こちらの白スニーカーは、『NIKE(ナイキ)』の「ブレーザー」シリーズの1足。環境負荷のかかるレザーアッパーから、一部リサイクルされた合成皮革へ素材をチェンジ。重量の20%がリサイクル素材で作られたスニーカーです。
こちらのハイカットスニーカーは、ロング丈のワンピースからチラッと見せたり、フレアパンツからのぞかせたり、ボトムの長さとスニーカーのバランスに悩むときに取り入れます。
足元にボリュームが出ることで、全身のバランスが整うのもポイントです。
ボリュームスニーカーはきちんと服と

こちらは、サステナブルスニーカーブランドとしても有名な『VEJA(ヴェジャ)』の「VENTURI」。ソールにボリュームがあるトレッキングタイプのシリーズで、今っぽい雰囲気がアピールできるでしょう。サイドにあるVのマークが際立ち、コーディネートのアクセントになるはず。
ハードな印象の強いボリュームスニーカーは、あえてきれいめなスラックスやテーパードパンツ、ジャケットと合わせるとカジュアルすぎずに履きこなせます。少し着崩したコーディネートでフレッシュな印象を与えることができるかも。
定番スニーカーは華やかなカジュアルアイテムを

こちらは、『adidas(アディダス)』の「STAN SMITH(スタンスミス)」です。レザー調の質感で、大人っぽさを出すことができる定番人気スニーカーなので、「1足は持っている!」という方も多いのではないでしょうか?
セレクトショップとコラボしたり、期間限定のデザインがあったりとコレクター心がくすぐられるアイテムですよね。
多くの人が持っている定番の白スニーカーなので、筆者はあえて“遊び心あるアイテム”と合わせることを意識しています。
大き目のバッグや、目をひくようなモチーフのアクセサリー、カラーボーダーシャツなど華やかでカジュアルなアイテムと織り交ぜてコーディネートするのがポイントです。
NIKEのハイカット白スニーカーで作る春コーデ

白ボトムから、ハイカット白スニーカーへと色を合わせたコーディネートです。着丈の長いシャツは、下までボタンをとめずにスリットのようにするのが今年風。
ボタンをすべてとめたときよりも、腰位置が見えるようになるので、メリハリのついたスタイリングを叶えてくれるでしょう。

『NIKE』のハイカットは比較的しっかりボリュームが出るので、パンツならスキニーデニムでなく、裾に余裕があるボトムを合わせるとしっくりくるコーディネートに。
流行のマキシ丈のスカートにもぴったりですし、『NIKE』のロゴマークが、コーディネートを引き締めるアクセントになってくれるはず。
VEJAのボリューム白スニーカーで作る春コーデ

上下が黒のセットアップに、トレンチコートを合わせたきちんと感のあるコーディネートに『VEJA』のボリュームスニーカーをオン。きれいめにまとまりすぎず、今っぽい雰囲気をアピールできます。

『VEJA』のこちらのスニーカーは、グレーやネイビーが入った真っ白すぎないコンビカラーで、派手になりすぎず、かといって、チグハグ感もなくまとめてくれる優秀スニーカー。
カジュアルなアイテムだけでなく、きれいめなアイテムにも合わせやすいので、筆者はこのセットアップのほか、カラースラックスからジョガーパンツまであらゆるスタイリングに使っています。
adidasの白スニーカーで作る春コーデ

最後は、『adidas』の「STAN SMITH(スタンスミス)」を使ったスタイリングの紹介です。
コーディネートがパッと華やかに見えるサロペットデニムとカラーボーダーシャツを合わせました。クールになりがちな定番デニムスタイルも、少しだけかわいらしい雰囲気に寄せています。

デニムとスニーカーをつなぐソックスは、ボーダーの色と同じピンク色をチョイス。バッグは、縫い目に沿った赤のパイピングが特徴的なキャンバストートにして、暖色系で統一してみました。
少しだけ色のバランスを調整することで、定番の白スニーカー×デニムスタイルも手抜き感のない着こなしに。頑張りすぎないデイリーコーデでオシャレセンスを高めたい方におすすめの方法です。
今回は、同じ白というカラーでもタイプが異なる3種類のスニーカーの着こなしポイントを紹介しました。ちょっとした工夫やマイルールですが、自分が“しっくり来る”と思えるスタイリング探しの参考にしてみてくださいね。
【参考】
『NIKE』公式サイト