自分らしく、楽しんで投稿することが一番。

普段、インスタグラムとTikTokで発信を行う安本彩花さん。

「SNSを始めたばかりの頃は、今よりもプライベート感覚で使っていました。それが、ここ2～3年で、自分が今後やっていきたいことや、応援してくださるファンの方に伝えていきたいことを発信する場所に。自分が見せたいもの、届けたいことが明確になったことが大きいと思います。それぞれのSNSには性格みたいなものがあると思いますが、私は写真と詩的な言葉で表現できるところがいいなと思い、一番最初にインスタを始めました。自分が好きな世界観の写真に、いろいろな捉え方ができる、想像力が膨らむような言葉を添えるようにしていて。作品を手がけるような感覚で使えるところが合っていたなと思います。また、私は美容が好きなので、自分が勉強する中で得た情報や知識を発信することも多いです。一方、TikTokはインスタよりもラフな感覚で使っています。面白いと思った動画の真似をしたり、メンバーと遊んでいる時に、その場の楽しい空気で撮ったものを投稿することも。10分くらいで編集してアップしたりしています」

SNSで発信する時に何より大事にしているのは、無理をせず、自分自身が楽しむこと。

「初めたばかりの頃は、お仕事に繋がるといいなとか、いろいろ考えていました。でも、ある人から『SNSは楽しんだ者勝ちだよ』と教えてもらい、確かにそうだなと。自分が本当にやりたいこと、伝えたいことがある時にだけ発信すると決めたら、心から楽しめるようになり、嬉しい反応をいただくようにもなりました。たとえば、すっぴんの状態で撮ったスキンケアのASMR動画は、他の人がやっているのを見て面白かったので挑戦してみたものでしたが、すごく喜んでもらえたみたいです。自分が面白いと思って投稿したものを、同じように楽しんでもらえた時は嬉しいですね。それに、普段の生活の一場面を切り取ったものなので、私も無理することなく投稿できたところもよかったかな。自分らしくいることも、SNSを続ける上で大事なルールです」

私のSNS発信ルール3か条

1、投稿を目にする方々の共感を大切に、ありのままの姿で発信を。
化粧水をつける時のパシャパシャという音が聞こえるスキンケアルーティンのASMR動画や、お風呂で歌をうたう動画など、日常を切り取ったものに反響をいただくことが多いです。すっぴん状態の私に、「そのままが好きだよ！」と言ってくれる人もいます。自分らしくいる時の姿に共感してくれたり、喜んでもらえるのは嬉しいです。

2、アイデアが溢れ出す！ 発信する側が楽しむことを忘れずに。
常に新しいアイデアを考えて、新鮮な動画を見てもらえるように意識しています。たとえば、お気に入りの美容アイテムを紹介する時に、アイドルならではの肌悩みを入れたり、声色を変えてみたりとオリジナリティのあるものに。「また変なことをしてる！」「この動画、シリーズ化してほしい」みたいなリアクションが、すごく嬉しいです。

3、楽しくてハッピーなSNSの世界を目指して、交流を欠かさずに。
コメント欄がポジティブなものであればあるほど、投稿自体がいいものになると思うので、嬉しい言葉には返信するようにしています。また、誰かを傷つけないようにいろいろな目線から投稿内容を確認し発信をしています。自分のSNSがハッピーな交流の場になってほしいです。