多種多様な植物が生い茂る大阪のオアシス、長居植物園に今夏、チームラボが手がける屋外型の夜間常設展がオープン。日没後は、幻想的な光が彩るアート空間へと変貌する。

夜の植物園に現れる自然と人と光が織りなすアート。

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大きな光のOvoid(卵形体)が高密度に立つ「自立しつつも呼応する生命の森‐ユーカリ」。訪れた人はOvoidに触れ、分け入り、遊ぶ。

自然とアートが交差する異次元の空間へ。

未来に向けて、植物が生き生きと生育できる環境を整え、5か月の休園期間を経て今春に再オープンした「長居植物園」。約24万平方メートルの広大な敷地には、1200種類もの植物が茂り、季節ごとにさまざまな表情を見せる。

7月末からスタートした夜間の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」は、のどかな昼間の雰囲気から一転。闇に包まれた植物園には、チームラボの美しくファンタジックな光のアートが浮かび上がる。ラクウショウの並木道から、サルスベリの広場、ツバキ園…。夜空の下で園内を散策すると、エリアごとに配された作品は、風や雨、空を飛ぶ鳥、そして訪れる人たちなどの動きに呼応し、周りに波及しながら、その色や輝き、音色をどんどん変えていく。自然や人間と相互的、かつ連続的に影響を受けて、永遠に変容する姿は、まるで生命を宿しているかのよう。そんなアート空間にいると、時間や場所の感覚がボーダーレスになって、異世界へ迷い込んだような気分に。

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「ツバキ園の呼応する小宇宙‐固形化された光の色」。ツバキ園に密集するOvoidは、太陽の下では世界を映し出し、陽が沈むと自ら光り輝き出す。

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Ovoidは、傾くと立ち上がりながら光を変え、色特有の音色を響かせて、周りにも波及していく。

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「具象と抽象‐二次林の入口」。人が作品の中に入り、立ち止まると、線の集合が新たに生まれ、広がりながら重なり、森は平面の層に。

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「森に描かれる空書‐ワンストローク、二次林」。森の中に現れる連続した一筆の「空書」は、幾層にも重なり、交差し、回転しながら、やがては消える。

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「大池に浮遊する呼応するランプ」。池に浮かぶランプは、人が立ち止まったり、風に吹かれて傾くと、強く輝き、音色を響かせる。

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入り口からすぐの「生命は連続する光‐ラクウショウ」。

チームラボ ボタニカルガーデン 大阪 デジタルアートが世界的に大人気のチームラボが手がける、国内では最新となる常設展示。コンセプトは“Digitized Nature”。デジタルテクノロジーによって自然を破壊することなく、「自然そのものが自然のままアートになる」プロジェクトを提案。大阪府大阪市東住吉区長居公園1‐23 TEL:06・6699・5120 日没~21:45(最終入場20:45)※季節によって変わる。第2・4月曜休 botanicalgarden.teamlab.art

※『anan』2022年10月26日号より。写真・原 祥子 構成、文・野尻和代

(by anan編集部)

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