煉瓦亭
創業128年! 明治時代から続く銀座の老舗洋食屋。今ではすっかりおなじみのトンカツ、オムライス、ハヤシライスなどの洋食メニューは、このお店で生まれたといわれるものが多数。素敵なレストランではありますが、フレンドリーで温かい雰囲気が満ちており、そのせいか、昭和を知らない世代でも懐かしさを感じてしまう、不思議な魅力にあふれる空間です。メニューには、レトロな魅力たっぷりの王道洋食がズラリ。しかし味付けは時代に合わせてアップデートしている料理も多数。そのどれもが美しく、ルックスと香りに食欲がそそられまくり! 湯気がほわほわと立ち上る、できたての熱々を召し上がれ!
和食の茶巾寿司が発想のもとになったという明治誕生オムライス¥2,700
レジは60年選手! ガチャンッという音に昭和を感じます。
2階にはかわいらしい飾り棚が。インテリアも見どころ。
ソースはトマトピュレを使用。トマトの甘みと酸味のバランスが絶妙なスパゲテーナポリタン¥2,100
煉瓦亭
東京都中央区銀座3‐5‐16 TEL:03・3561・3882 11:15~15:00(14:00LO)、17:30~21:00(20:00LO) 日曜休(夏期と年末年始休あり)
サントリーラウンジ イーグル
ガラスの自動ドアが開くとそこには階段。ちょっぴり乗り出して眼下を見下ろすと、大きなシャンデリアがぶら下がり、飴色の木目が美しい長いカウンター、そして石の壁がそびえ立つバーが登場! 重厚感のある空間は、ここが新宿の真ん中であることを一瞬にして忘れさせてくれます。創業は1967年、お店の方によるとインテリアはヨーロッパの古城をイメージしており、創業当時からほとんど変わっていないとか。こんな豪奢な空間に似合うのは、クラシックな脚つきのグラス。オーセンティックなカクテルはもちろん、ノンアルのモクテルのレシピも多数。運良くカウンターに座れたら、ぜひ気軽にバーテンダーに相談を。
重厚な石の壁が、落ち着きを演出。
昭和のおつまみといえばレーズンバター。
コースターがかわいい~!!
ギムレットはクラシックカクテルの定番。
この時期は、フレッシュなぶどうを使ったセプドールもおすすめ。
サントリーラウンジ イーグル
東京都新宿区新宿3‐24‐11 セキネビルB1~B2 TEL:03・3354・7700 17:00~23:30 月曜休
※『anan』2023年10月4日号より。写真・中垣美沙
(by anan編集部)