橋の路地裏。古くて渋い小料理屋やお寿司屋が軒を連ねる一角に、突然、ブルーの窓枠がやけに鮮やかな店が現れる。「サンセバスチャンの海の青のイメージなんですよ」。そう店主の八谷玲美さんが言った。そこはスペインのタパス文化が楽しめるバル『ティキプラカ』。
バスク語で“小さな皿”という意味を持つ店名の通り、メニューにはピンチョスやモンタディート(オープンサンド)などの小皿料理が並ぶ。ハイスツールのカウンターで構成された店内は、チャコリ(バスクの微発泡白ワイン)片手にさくっと飲むのにぴったり。
といいつつ、しっかりごはんで煮込みやデザートまで楽しむこともできる。衝撃的なのはチョコレートとチョリソーのモンタディート。揚げ焼きに近い形でカリッと温められたバゲットに、イベリコ豚のチョリソー、カカオ70%のビターチョコレートが削られる。パンの熱でとろけるチョリソーの脂にカカオの香りと甘みが重なれば…それはもう魅惑の一口だ。
「料理の構成素材は少なく。シンプルに素材を味わえながら、それでいて新しい発見がある一皿を目指しています」と八谷さん。料理人として10数年のキャリアを持つ彼女による確かな味わいのタパスたちがカラフルにテーブルを埋め尽くせば、否応なしに宴が始まる、ご機嫌すぎる一軒だ。
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