1日の“6つの時間”に寄り添うチョコ 人気メゾンの新作を紹介

フード
2018.01.11
ショコラ界を代表するトップメゾンから新作が登場。今回は、時間に合わせて楽しめるチョコと、スーパーフードを取り入れた逸品をご紹介。

フレデリック・カッセル/コフレ・ミルフイユ 2018(6個入り¥2,700)

ショコラ5 (1024×995)
 スタイリスト・岡尾美代子

昨年、人々を歓喜させた「コフレ・ミルフイユ」が味もコンセプトも新たに帰ってきた。ガナッシュとサクサクのプラリネクラッカンの2層のボンボンショコラは、カッセル氏の代名詞、ミルフイユからのアイデア。今年は一日の中にある6つの時間に寄り添う味わいに。しかもよりショコラの香りが膨らむ飲み物とのペアリングも提案している。まずは朝食の紅茶に合う、オレンジ風味のまろやかな一粒でスタート。アフタヌーンティーにはほうじ茶片手にシナモン香るブロンドチョコを。そして一日の終わりにはラム酒を傾けながらマロンの濃密なショコラを齧るひと時を。小さなショコラが日常を、人生を楽しむ瞬間へと変えてくれる。

ショコラ6

朝のゆったりした紅茶タイムにぴったりの、オレンジ風味のミルクチョコレートの「ショコラ・ミルフイユ レ・オランジュ」から、就寝前にゆるりと食べたいガナッシュとマロンの層がとろける「ショコラ・ミルフイユ ノワール・マロン」まで。一日の6つのシーンを切り取るショコラをサクサクのミルフイユ食感で。1/20~販売。●東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越B2 TEL:03・3562・1111(大代表) 10:30~20:00 休みは施設に準ずる。

ピエール マルコリーニ/ソンジュ(7個入り¥2,800)

ショコラ7 (737×1024)
 スタイリスト・岡尾美代子

マルコリーニ氏のチョコレート作りは世界のカカオ農園を訪れることから始まる。仕入れルートを開拓したら、豆の選別、焙煎から精錬まで、ビーントゥバーブーム以前からずっと、全工程を自ら手がけてきた。そうして生まれる唯一無二のクーベルチュールと今期出合ったのは、キヌアやスペルト小麦などのスーパーフード。「ソンジュヴァニーユ バディアンヌ」を口にすれば、バニラとスターアニスのガナッシュから湧き立つ高貴でスパイシーなアロマとスペルト小麦の豊穣の味わいが、ホワイトチョコのまろみの中で一つに。果実やスパイスの香りにスーパーフードが醸す滋味、チョコレートはその全てをそっと融合させていくのだ。

ショコラ8

キヌアのプラリネ入り「ソンジュ フランボワーズ」ほかスーパーフードを使うシリーズは全3種。どれも柔らかなガナッシュとスーパーフードの食感が楽しいプラリネの2層仕立て。ビターチョコレートを存分に味わう定番の「ピエール マルコリーニ グラン クリュ」も入る。1/18~販売。●東京都中央区銀座5-5-8 TEL:03・5537・0015 11:00~20:00(日・祝日~19:00) 無休

※紹介している商品は、掲載アドレス以外に直営ブティックやオンラインショップでも購入可能。

※『anan』2018年1月17日号より。写真・枦木 功(nomadica) 文・chico 構成・綿貫あかね 撮影協力・AWABEES UTUWA


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