古着を楽しむ! BiSH・リンリン「誰ともカブらず、個性を出せる」

ファッション
2021.04.04
コーディネートに古着を活用することも、実はエシカルな行動のひとつ。古着を愛してやまないBiSHのリンリンさんが、異なる表情を楽しめる古着の楽しみ方を教えます。

トレンドのマルチカラーコーデをスカーフでレディライクに。

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「カラフルなスカーフが美術館ぽくて素敵。スカーフは腰や頭に巻いたり、ポッケに入れたり、バッグに巻くことも。一枚でオシャレに近づける魔法のアイテムで、私の必需品です」。セリーヌのトップス¥18,700 セリーヌのスカート¥33,000(共にベイアパートメントTEL:03・6457・0087) スカーフ¥10,780(アームズ クロージングストア TEL:03・3793・5334) ヒール¥16,500(ベッド TEL:03・6804・8350) タイツはスタイリスト私物

‘50年代のチャイナドレス×ウェスタンブーツで時空トリップ!

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「“チャイナ”と“ウェスタン”の異国ミックスがハマるのも古着ならでは。チャイナドレスは、少し前に、BiSHの撮影でもスタイリストの服部さんが用意してくれて、『うわ! かわいい』と思って、青いものを買ったばかり。このセットアップもいいな」。セットアップ¥33,000 トップス¥6,050(共にベッド) ネックレス¥18,480 ブレスレット¥8,580 リング¥10,780 ウェスタンブーツ¥43,780(以上ヴェルヴェット TEL:03・6407・8770)

ベージュコーデに、ピンクのハットをビビッドに効かせて。

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「BiSHに入ってすぐの、好きに着るだけの不思議ちゃん時代を思い出しました。これは意志が感じられる大人の不思議ちゃん」。ジャケット¥32,780 ニット¥8,690(共にヴェルヴェット TEL:03・6407・8770) サン ローランのスカート¥33,000 シャネルのバッグ¥220,000 ブーツ¥27,500(以上ベイアパートメント TEL:03・6457・0087) ハット¥9,350(ベッド TEL:03・6804・8350) ピアス¥2,530(アームズ クロージング ストア TEL:03・3793・5334)

お気に入りの私物シャツがデニムと出合い、いつもと違った雰囲気。

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「赤いシャツは、大好きな古着屋さんの『I ll Vintage Showroom』で購入。普段は、フリフリが見えるように、カラフルなシャカシャカや緑のスカートを合わせていて、デニムに合わせるのは初めて!」。エルメスのベスト¥66,000(オフショア TEL:03・3470・6877) デニムパンツ¥10,780(アームズ クロージング ストア) ヒール¥141,900(アイデア バイ ソスウ TEL:03・3478・3480) シャツは本人私物 ベルトはスタイリスト私物

何十年も前の服を着られる楽しさと奇跡。

小さい頃からお母さんがお洋服はかわいいものを着させてくれて、ファッションが好きになりました。古着を着始めたのは、上京してから。色がかわいくて、すぐ夢中に。今では私服は、靴以外ほぼ古着。クローゼットから溢れ出て困っています(笑)。古着は誰ともカブらず、個性を出せるところが好き。私は派手なものに惹かれるからこそ、無地を大切にしています。大好きな“柄柄”の服たちをまとめてくれるのが無地なので。

今日の撮影で改めて、古着って無限だなって感じました。探せば探すだけ、素敵なものが見つかるし、いろんな自分になれます。何十年も前から存在する服を今、こうして着られるって奇跡ですよね。どこでどんな人が着てたのかなって妄想を膨らますのも楽しいな。

リンリン 3月9日生まれ、静岡県出身。2015年、BiSHに加入。「beautifulさ」など作詞も手掛ける。無類のファッションラバーでインスタもオシャレ。5月14日より初の対バンツアー「BiSH'S 5G are MAKiNG LOVE TOUR」が始まる。

※『anan』2021年4月7日号より。写真・澤田健太 スタイリスト・服部昌孝 ヘア&メイク・KEN(RIM) 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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