Q1.格上女子も恋の対象になる?
岡田:これは僕の役どころである正和と茜ちゃんのパターンですかね。自分の彼女が会社の上司だという。柳楽 茜ちゃん大好き! っていうか、茜ちゃんを演じる安藤サクラさんの大ファンです。僕は。松坂 僕も大好きですよ。サクラさんはロックだよね。
柳楽:ロッケンロール!
松坂:うん、それだとちょっと違うニュアンスに伝わるかもしれないけど(笑)。サクラさんはかっこいい女性です。生き方が。言葉では言い表しにくくて、感覚的なものになっちゃうけど、男女問わず“かっこいい”と憧れるような女性だと思う。
岡田:正和の場合は、彼女のほうが収入が多いとか、出世してるとか、そういうことは気にせず付き合っていますよね。好きなものは好き。それもゆとりらしいのかな。ゆとりは競争意識がないと、よく言われていますもんね。自分も気にならないし。
柳楽:全然、気にならないよね。むしろバリバリ働いている女性って、かっこよくない?
松坂:かっこいいよね。
岡田:男として内心ちょっと気になったとしても、みんなひたむきに仕事を頑張っているわけだし。彼女の姿を見て、自分も頑張ろうって思うんじゃないかなあ。
Q2.恋愛と仕事、どっちが大事と聞かれたら?
岡田:僕は仕事です。
柳楽:僕も仕事。そこは、(柳楽さん演じる)まりぶとは違う。
松坂:まりぶはねえ…。境界線を越えちゃったからなあ。
柳楽:越えちゃう感じだよね。
岡田:まりぶ、ダメでしょ。
松坂:完全にアウトだよね。
岡田:人の妹に…。
松坂:でも、まりぶは“越えちゃう人”だけど、どこか憎めないから。
柳楽:仕事はポン引きだし、いろいろ事情はあるけど、言ってることは、悪いことじゃないからね。
松坂:的を射ちゃってる。でも実際、男として仕事がままならないと恋愛もね。相手の女性を支えられないと思うから、そうなってくると自然と仕事の優先順位が、ふわっとこう、上位にくるよね。
岡田:自分を確立しないとね。
Q3.好きな女の子が友達とかぶったら、どうする?
柳楽:ドラマみたいに、将生くんと桃李くんが一人の女性を奪い合うことになったら、どうする?
松坂:そうなったらあれじゃない? 潔く堂々と。女性を前にして同時に。「よろしくお願いします!」って。
岡田:え? え? どういうこと? 何に対しての、誰に対しての「よろしくお願いします」なの?
松坂:一人の女性を取り合うってことですよ。“ねるとん”みたいなことですよ。まーくんと僕で。
岡田:あー、取り合う…。よろしくお願いします。いや俺は全然…。
松坂:俺は全然、何よ。
柳楽:女性を前に、どっちですか? って。それ、すごい潔いねー。
松坂:シンプルでいいでしょ。
岡田:あー、でもなー。もしその男性が自分の好きな人だったら、俺、譲っちゃう可能性もあるなー。
松坂:それでうまくいっちゃったら、どうするの?
柳楽:さみしくなっちゃうじゃん。
岡田:俺は闘います!
松坂:闘うんじゃん(笑)。
岡田:譲って後悔するのはダメダメ。譲っちゃダメ。闘おう!
松坂:そうだね(笑)。