ネイルは常に100%盛りで、指先は毎日フェス状態。
「ネイルこそが、最大のご自愛!」
真っ先にそう言い切った、荒川さん。盛りネイルを始めるきっかけは、地元の高校の、ギャルの先輩。
「先輩のジェルネイルがすごく綺麗でずっと憧れていて、高校卒業後、すぐにネイルをするように。ただ、芸人になってしばらくはお金がなくて。いちいちパーツが高いこのネイルを思いっきりできるようになったのは、ここ数年。オフ込みでかかる時間は、毎回4時間。手間暇かかるこのオーダーを受けてくれるネイリストさんを見つけるのは大変でしたが、大阪の芸人友達のお姉さんがネイリストで『痛ネイルでもどんどんやりましょう!』と言ってくれたのが本当に嬉しかった」
ネイリストとの相性も大事だそう。
「いつも『派手でキラキラなやつ、お願いします』とオーダーするので、配色やパーツ選びのセンスはおまかせ。最近は、大阪に帰れないことも増えたので、東京滞在時にやってもらえる方をインスタで探しました。みなさん、センスやばくて最高!」
“生活支障ネイル”と名づけるほど、日常生活は不便極まりないが…。
「自販機にお金を入れられないし、落としたコインは拾えない。パンストはけない、ボタン閉められない、箸持てない…それでも、手元が目に入った瞬間に『ネイル可愛いー!!』ってチャラになるんです。だから常に100%盛りで、指先は毎日フェス状態。ちなみに、可愛いネイルを見たら誰にでも『ネイル可愛い~』って話しかけちゃうし、SNSでいつも、人のネイルを見て癒されてます。ギャルネイルをしたいけどできない、という人の思いまで背負って、これからも盛り盛りでいくで~」
“ピンク盛り派手ネイル”は、日常生活フル無視。
「大阪時代に長くお世話になっていたネイリストさん作。どんどんパーツが増えていって爪が見えなくなり、気がついたら“日常生活フル無視ネイル”が完成していました(笑)。大好きなクロミちゃんの上にお酒が乗っていたり、指3本揃えると“GAL”の文字が…。最高すぎます!」
「私のネイル前集合!」ができるぐらい派手だよん。
「東京に来て最初にしてもらったネイル。下地のカラーに合わせてパーツを載せてもらって、10本全部違う色! 見るだけでもはっちゃけられます。もちろん指輪は入りません(笑)」
キラキラ&ガラガラ最高! “指先フェスやん”ネイル。
「TGC2022出演時のネイル。指輪をしなければいけなかったので、右手のパーツはちょっと小さめ。でも柄が超可愛い! 親指の豹柄on theハイビスカスとか、完全爪フェスっしょ(笑)」
あらかわ 1996年8月30日生まれ、大阪府出身。NSC大阪校38期生で、同期のはるさんと2016年にお笑いコンビ・エルフを結成、ネタ作りを担当している。今年、活動拠点を大阪から東京に移し、ライブやバラエティ番組出演など活躍の場を広げている。
※『anan』2022年10月12日号より。取材、文・若山あや
(by anan編集部)