上戸彩 「大人の色気」も…歴代のanan掲載号を振り返る!

エンタメ
2020.03.08
10代のあどけない笑顔から始まり、表紙や巻頭ページの登場回数は多数。回数を重ねるごとに、大人の魅力を増していき、ananには欠かせない一人に。記念号の一枚はやっぱり、ビッグスマイルです! 2020年3月に50周年を迎えるananとの思い出を女優・上戸彩さんに伺いました!
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初表紙は2005年、今では貴重な笑顔のピースサイン。以来スポーツウェアや着物姿などで度々表紙を飾ってくれた上戸彩さん。それらを並べるとananの歴史や時どきの流行が見て取れるとともにショートからボブ、ロングまで、上戸さんがいろいろな髪型をしてきたのも一目瞭然。

「髪型がこれだけ変化しているというのは、それだけいろんな役をいただいたということでもあるんです。昔は特に、常に新鮮なイメージを求めていて、一つの作品がクランクアップしたらまず美容室に行って髪型を変えていました。鏡を見ると違う自分がいる、それが役から抜ける瞬間だったんです」

さらに上戸さんの表紙には“幸せオーラ”や“ハッピー”“ポジティブ”などの言葉が並ぶことが多く、まさにその人柄を象徴している。

「20代前半ぐらいまでは『歯を見せて笑ってください』なんて言われることも多かったんですが、ありがたいですよね、明るいイメージを持ってくださるのは。でも改めて過去の表紙をまとめて見ると、本当にいろんな企画に呼んでくださったんですね。特に思い出に残っているのは『二の腕・背中・肩甲骨。』特集で、背中を見せた表紙。ちょうど映画『昼顔』の公開のときでした。役以外で肌を多めに露出することが少ないので記憶に残っているんですが、それよりも北野先生役の斎藤工さんとの対談と、『昼顔』の脚本家・井上由美子さんの特別書き下ろしエッセイには胸を打たれました。ドラマが終わって映画が公開されるまでの3年間がこれによってぐっと縮まった気がして、作品への思いが一段と深まりました」

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anan50周年にちなんで、50歳の上戸さんをイメージしてもらった。

「こういうお仕事をしているからこそ、より常識人でありたい。私が母親に感謝しているのは、芸能界に入った私をちゃんと甘やかさずに育ててくれたことなので、これからも驕らずに、そして自分の子供たちにも母のように甘やかさずに教えていこうと思っています。あとは、ほどよくお仕事をもらえていたらうれしいな。そのころはananの表紙を飾っている子のお母さん役なんかをやっていたりして! 裏表紙でもいいので(笑)、またananに出させてください。そして、私はこれからもanan愛読者でいたいです」

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No.1505(2006年3月29日号)
当時は20歳。この笑顔は世間から圧倒的支持を獲得。
「昔は仕事で笑うことがすごく多かったけど、今ではさらに子供たちと一緒に笑う時間も増えて、家にいるときこそオンの時間なのかもしれない。家族と過ごしている時間が、私のハッピーの源です」

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No.1660(2009年5月27日号)
「日本女子のたしなみ」特集では艶やかな着物姿で登場!
「着物の文化が大好きだし、着物を着る仕事のおかげで、和のお作法を学ぶ機会もいただきました。映画『マレフィセント』でオーロラ姫の吹き替えをしたとき、LAで着物姿でアンジェリーナ・ジョリーと会えて感激!」

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No.2056(2017年6月14日号)
しなやかで美しい背中を披露。大人の色気が話題に!
「北野先生が秘めていた紗和への思いが綴られた『昼顔』の書き下ろしは、今でも心に残っているほど感動。巻頭ページでは柔軟性を大胆に見せた写真も撮っていただいたんですが、残念ながら掲載ならず…(笑)」

うえと・あや 1985年9月14日生まれ、東京都出身。女優。2003年、映画『あずみ』で初主演を務める。’20年4月スタートの連続ドラマ、日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)に出演予定。ジャケット¥319,000 シャツ¥120,000 パンツ¥87,000 パンプス¥95,000(以上プラダ/プラダ クライアントサービス TEL:0120・45・1913)

※『anan』2020年3月11日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・平澤雅佐恵 ヘア&メイク・中谷圭子(AVGVST) 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

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