映画評論ユニットのお杉とB子。今回は『エターナル』を紹介してくれました。
映画

失意の男の心の旅。行き着く先は?

お杉:ビョン様の役者としての奥深さに触れられたわ。『MASTER マスター』の極悪詐欺師から一転、今度は良心の呵責に苛まれるエリート証券マン、カン・ジェフンの苦悩を繊細に演じてるの。

B子:でも、大事なのはそこじゃないの。その失意のなか、仕事にかまけて放っていた家族の大切さに気づくというのが感動を呼ぶのよ。

お杉:将来のためにシドニーで暮らす妻子に、2年も会ってないってすごくない?

B子:それだけ家族のために仕事に打ち込んでいたのよ。それなのに会いに行った彼が目撃したのは隣家の男と親しげな妻の姿。そりゃあ、俺の2年はなんだったんだと動揺。

お杉:だから、なかなか妻子の前に姿を見せられないってか?(笑) この男の煮え切らなさがすごくリアルでもどかしいのよ。

B子:そんなジェフンの前にワーキング・ホリデー中の女学生ジナが現れる。不良学生のせいで窮地に陥った彼女を助けるうちに、二人が恋に落ちるのかと思ったわけよ。隣人に心が傾いてる奥さんより、絶対いい。

お杉:ジナ、かわいいからな。ところが二人の間には別の絆があった! 自分も悩みを抱えながらジナの力になろうとするあたりからも、実は思いやりのあるジェフンの人柄がうかがえる。いろいろと彼について不審に思うことがあるけどね。

B子:今の韓国における、エリート家族の母子留学事情や留学生相手の詐欺の実情も描かれてる。留学予定のある皆様、参考になるかもよ。

お杉:「うまい話には裏がある」ってジェフンも言ってたわ。この物語の構成もうまいの。冒頭のタスマニアのビーチで遊ぶ妻子の優雅な映像が、ラストに繋がる感動ときたら!

B子:その感動の前にワンクッションあります。お楽しみに!

映画
監督・脚本/イ・ジュヨン 出演/イ・ビョンホン、コン・ヒョジン、アン・ソヒ、ジャック・キャンベルほか 2月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開。(C)2017 WARNER BROS PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED

お杉とB子 下戸でも面白かった『ウイスキーと2人の花嫁』(2月17日公開)。求婚者の一人、ショーン・ビガースタッフを強力プッシュ!(お杉)スコッチ好きなので、映画を観ながら「飲みたい!」と思うことしきり。映画館さん、上映期間中はウイスキー販売よろ!(B子)

※『anan』2018年2月21日号より。

(by anan編集部)


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