文/寒川あゆみ
無印良品で新発売の「ダメージケアシリーズ」
『無印良品』ではすでにさまざまなヘアケアアイテムが展開されていますが、新たにダメージケアに特化して悩み別に選べる「うるおい」「ハリコシ」「カラーキープ」の3種類が発売されました。それぞれシャンプー、コンディショナー、ヘアマスクがあります。
加齢による悩み、紫外線ダメージ、ドライヤーなどの熱ダメージによって痛んだ毛髪をケアし、なめらかなツヤ髪に整えてくれるそうです。
ダメージケアシリーズ3種に共通する特徴
1.天然由来成分(※1)100%
植物エキスや精油などの植物由来成分のほか、界面活性剤まで天然原料を使用しているとのこと。
2.5種類のアミノ酸(※2)
髪のハリ・コシ、肌のバリア機能を維持する「セラミド」、髪の水分を繋ぎ止める5種類のアミノ酸に着目し、シリーズ共通のうるおい成分として配合しているそうです。
3.毛髪と地肌へのやさしさ
従来のフリー成分に加えて、防腐剤のフェノキシエタノールもフリーにし、パッチテスト、アレルギーテストを全品実施しています(※3、4)。
※1 天然成分を化学的に反応させた成分を含みます。
※2 アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン(うるおい成分)
※3 すべての方にアレルギーが起きないわけではありません。
※4 無合成香料/無鉱物油/無着色料/無石油系洗浄成分/アルコールフリー/シリコンフリー/パラベンフリー/フェノキシエタノールフリー/パッチテスト済み/アレルギーテスト済み
ダメージケアシリーズ「うるおい」「ハリコシ」を使ってみた
さまざまなヘアケア商品があると、“どれを購入すれば良いかわからない”“アイテム選びに迷う”という人も多いと思いますが、髪の悩みごとに選択肢があり、集中ケアができるのは嬉しいポイントですね。今回、筆者は“毛先の乾燥やパサつきが気になること”“健康的な髪を維持したいこと”から、「うるおい」と「ハリコシ」のシャンプー・コンディショナーを試してみました。
「うるおい」の使用感レビュー
「うるおい」はさわやかなフローラルフルーティーの香り。シャンプーの泡立ちがよく、頭皮もすっきり・さっぱりする軽やかな洗い上がりでした。トリートメントもさらっと軽やかに髪になじみます。
頭皮のベタつきや汚れがすっきりと落ちるような軽やかさで、髪を乾かすとサラっとした仕上がりに。「うるおい」はさっぱりした洗い上がりが好きな方、髪の乾燥やパサつきが気になる方、サラサラの仕上がりが好みの方、パートナーや家族と一緒に使いたい方におすすめです。
【商品情報】
無印良品「ダメージケアシャンプー うるおい(携帯用)」
価格:¥350(50ml)
無印良品「ダメージケアコンディショナー うるおい(携帯用)」
価格:¥350(30g)
「ハリコシ」の使用感レビュー
「ハリコシ」は自然を感じるフローラルハーブの香り。シャンプーの泡立ちは良好で、頭皮をすっきり軽やかに洗うことができました。
「うるおい」と比べてテクスチャーの大きな違いは感じませんでしたが、「ハリコシ」の方が若干なめらかさや重みがあるかな? といった印象です。
「うるおい」同様、頭皮のベタつきや汚れがすっきりと落ちるような軽やかさがありました。髪を乾かすとサラっとした仕上がりですが、髪を乾かしたあとに髪を触ると毛束のまとまりや弾力感が感じられましたよ。「ハリコシ」はさっぱりした洗い上がりが好きで、毛先のダメージや髪のハリ・コシが気になる人におすすめです。
【商品情報】
無印良品「ダメージケアシャンプー ハリコシ(携帯用)」
価格:¥390(50ml)
無印良品「ダメージケアコンディショナー ハリコシ(携帯用)」
価格:¥390(30g)
髪に元気がないかも……と感じるなら「ハリコシ」がおすすめ
筆者は何十年もヘアカラーを繰り返し、日常でヘアアイロンを使うことも多いです。正直、20代まではヘアに関する悩みは感じませんでしたが、30代半ばから「前はもっと跳ね返るようなシャキッと感があった気がするけれど……毛の弾力が減ってきた?」と感じるように。毛先の乾燥やパサつきだけでなく、髪のハリや弾力もダメージのサインなので、健康的な髪を維持するためにも日々のケアは大切です。
同じように髪の質感に変化を感じ始めたという人には「ハリコシ」タイプがおすすめ。そんなに深刻な悩みはないという場合はライトな「うるおい」タイプが良いかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
【参考】『無印良品』公式サイト
筆者情報
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty