文・比嘉桃子
大人っぽくチークを取り入れるテクは?
大人になればなるほど、チークの入れかたにはテクニックが必要。入れすぎると幼く見えたり、ケバく見えてしまったりと、調節が難しいコスメなんです。では、どのように入れれば自然で大人っぽいチークメイクができるのでしょうか。筆者がとくにおすすめしたいテクニックは、以下4つです。
1. 丸ではなく楕円で入れる
チークを丸っこく入れてしまうと幼い印象に。
特に、高い位置での丸いチークは可愛くなりすぎてしまいます。
30〜40代になって大人っぽくチークを入れたい時は、楕円形を意識して塗っていくのがおすすめ。
頬骨のある位置から、顔の外側に向けて長めに入れてみてください。
2. チークの量は思ったより少なめに
チークの量をとりすぎるのも、大人メイクにはあまり向いていません。
メイク中は薄く見えるくらいに入れておくと、外で日光に当たった時に自然な発色を楽しめます。
顔の外側にいくにつれてチークの量を減らし、グラデーションをつけるとよりきれいな仕上がりになりますよ。
3. ツールを活用する
ふわっとチークを入れる時は、ブラシを使うのがおすすめ。
大きめのブラシを使うとより自然に仕上がります。
また、塗りすぎた時はスポンジなどでぼかしてもOK。
よりしっかりぼかしたい時は、スポンジにファンデーションをつけてぼかしてみてください。
4. 2色づかいで立体感をプラス
チークを2色使うと、顔に立体感が生まれやすくなります。
頬の高い位置にポイント使いしたいカラーを入れたら、ナチュラルなカラーでぼかすように広めに入れてみてください。
頬の辺りがキュッと引き締まり、おしゃれで立体感のあるメイクに仕上がるはずです!
筆者おすすめのチーク3選
チークを大人っぽく取り入れるには、テクニックだけでなく、チークの選びかたも重要です。そこで、筆者が愛用している3つのチークをご紹介。どれも大人なメイクにぴったりのアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
ETVOS「ミネラルプレストチーク」
ミネラルと保湿成分で作られたETVOSのチーク。どのカラーも秀逸なのですが、筆者は「カルーアブロンズ」というカラーをよく使用しています。
スウォッチ用に濃く塗らせていただきましたが、ふわっと乗せるとより自然なブラウン。大人でも使いやすいナチュラルカラーで、肌に溶け込みつつほんのりと血色感をプラスしてくれます。左のハイライトカラーにはたっぷりとパールが配合されているので、ハイライト効果抜群! 立体感を出したい時にもってこいのアイテムです。
また、SPF20/PA++と紫外線対策ができるのも嬉しいポイント。頬の高い位置はとくに焼けやすいポイントなので、チークで日焼け対策できるととても便利です。春夏だけでなく、秋冬もしっかりと紫外線対策して、メイクしながら美肌を目指しましょう。
<商品情報>
ETVOS ミネラルプレストチーク
カラー:カルーアブロンズ
容量:4.5g
価格:¥3,850
KiSS「クリアルディ ブラッシュ」
2023年秋にリブランドしたKiSS。新たに登場した「クリアルディ ブラッシュ」は、血色感だけでなく透明感もプラスしてくれるアイテムです。筆者は中でも「01 アイシーオーロラ」というカラーをヘビロテしています。
「01 アイシーオーロラ」はシアーな仕上がりが特徴のひとつ。しっかりつけても発色が自然と抑えられるため、大人なチークにぴったり。指でつけても発色が強すぎず、サッと塗るだけでおしゃれに仕上がります。
大人になるとチークに暗いカラーを選ぶ人も多いのですが、こうした明るいカラーを取り入れるとくすみカバーにもなっておすすめ。全体に薄くつけた後、グラデーションを作るように追加していくと自然な印象になります。
<商品情報>
KiSS クリアルディ ブラッシュ
カラー:01 アイシーオーロラ
容量:4g
価格:¥1,650
MiMC「ミネラルスティックチーク」
最後にご紹介するのはMiMCから発売されているスティック型のチーク。時短メイクしたい人や、しっかりと発色させたい人におすすめです。筆者は「06 ミスティカル」というカラーが気に入っています。
スティックを繰り出し、直接肌に塗布できるのでとても簡単。塗りすぎた分は指で簡単にぼかすことができます。逆にもう少しプラスしたい時は、指でポンポンと調整しながら色味を追加してあげることも可能です。
「06 ミスティカル」はコーラル系のカラーで、肌馴染み抜群。ピンクゴールドのラメが入っていて、顔を動かすたびにキラキラと輝くのがとっても可愛いんです! ラメ感がとても上品で、パーティーシーンなどにもおすすめのカラーです。
<商品情報>
MiMC ミネラルスティックチーク
カラー:06 ミスティカル
容量:6.5g
価格:¥4,180
チークで上品なメイクをマスター!
チークを大人っぽく見せるテクニックと、おすすめのチークを紹介いたしました。
テクニックといっても難しいことはなく、いつもの塗りかたを少し変えるだけでOK。今までのやりかたに捉われず、ぜひ今日から新しいチークメイクを取り入れてみてはいかがでしょうか。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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