文/古賀令奈
ベースメイクは「オールインワンアイテム」に頼る
工程数が多く手間のかかるベースメイクは、ワンアイテムで完結するコスメを活用しましょう。日焼け止めや化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーの役割を1つで担うコスメがあれば、塗るだけでベースメイクが完結するので助かります。
おすすめは、『KANEBO』の「コンフォートスキン ウェア」。化粧下地・コンシーラー・お粉いらずで、肌のうるおいを一日キープしてくれる美容液ファンデーションです。なめらかなテクスチャーで心地よく、カバー力を備えながらも素肌のようなナチュラルな仕上がりを叶えてくれます。
【商品情報】
KANEBO「コンフォートスキン ウェア」オークルC
価格:¥6,930
容量:30ml
SPF25・PA+++
血色パレットでアイブロウ・アイメイク・チークを完結
大人のメイクでは、最低限のポイントメイクが欠かせないでしょう。眉をきちんと描き、目元と頬に血色感があれば、手抜き感のない若々しい表情に仕上がりますよ。
時間がないときは、ポイントメイクもできるだけワンアイテムで済ませたいところ。使用感と仕上がりの満足度を両立できるのが、血色カラー入りのパレットです。アイブロウ・アイメイク・チークが1つで完成するため、メイクのスピードが格段にアップします。
今回使用したのは、『フーミー』の「マルチアイブロウパウダー」ブーケットブラウン。眉だけでなく目元にも使うことができますし、右下のカラーはチークとしてもおすすめです。左下のカラーはノーズシャドウ、上のカラーは眉尻や目のキワにも使えます。
【商品情報】
フーミー「マルチアイブロウパウダー」ブーケットブラウン
価格:¥1,980
リップは塗りやすいスティックタイプを
大人のメイクでは、ナチュラルすぎるリップメイクは顔色が悪く見えることも。しかし高発色すぎたり、ツヤが強すぎたりすると、リップメイクにも手間がかかってしまうでしょう。
大人のリップは、淡すぎず濃すぎないトーンで、適度に深みのある色がおすすめ。ベタつかないものならマスクをする場面でもそのままつけやすいですよ。
筆者が愛用しているのは、『シャネル』「ルージュ ココ ボーム」の930-スウィート トリート。唇をきちんと保湿しながらもベタつかず、メイクをしていても快適な口元でいられます。スウィート トリートはピンクブラウン系のカラーで、女性らしさとシックな印象を演出できますよ。
【商品情報】
シャネル「ルージュ ココ ボーム」930-スウィート トリート
価格:¥4,950
3つでお出かけ顔にチェンジ
今回ご紹介した方法なら、たった3アイテムでフルメイクが完成します。同じアイテムでなくても、同様の役割を果たすマルチアイテムを使うことで、最低限のやり方できちんと仕上げられるでしょう。メイクを効率的に済ませたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
【参考】『KANEBO』『フーミー』『シャネル』公式サイト
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。