文・比嘉桃子
メイクの基本はベースメイクから
ベースメイクの中でも、ファンデーションは肌の補正効果が高いアイテム。ファンデーションを使いこなせれば、肌をよりキレイに見せることができるんです。
そこで今回は、ファンデーションのタイプ別に基本の塗り方をご紹介。自己流の塗り方に満足していないかたは、今一度基本をおさらいしてみてください。
リキッドファンデーションの塗り方
リキッドファンデーションを塗る際の基本の手順は、以下のとおりです。
1. 適量を手の甲に出す
2. 少しずつ指に取り、おでこ、両頬、鼻、あごの5か所に点置きする
3. スポンジや指で内側から外側に塗り広げる
4. よりしっかりカバーしたい部分に重ね付けする
指で塗り広げてもいいのですが、スポンジを使った方がムラなく塗り広げることができます。よりうるおいのあるツヤ仕上げにしたい場合は、スポンジを濡らし、固く絞ってから使用するのがおすすめ。肌への密着度が高まり、崩れにくさも実感できるはずです。
おすすめのリキッドファンデーション
崩れにくいとSNSでも話題になった、メイベリンの「フィットミー リキッド ファンデーション R」。素肌っぽい仕上がりになるので、ファンデーションを塗るのが苦手な方でも自然なメイクを楽しめます。
また、カラー展開が豊富なのもポイント。全13色の中から今の肌にぴったりのカラーを探すことができます。筆者は最近120番をヘビロテしていますが、日焼けが落ち着いてきた頃に違うカラーを使ってみる予定です。
<商品情報>
フィットミー リキッド ファンデーション R
容量:30ml
価格:¥1,859(編集部調べ)
クッションファンデーションの塗り方
ほかのファンデーションと違うのは、クッション部分にパフを押し当てて塗るという部分。パフが付属しているものが多く、持ち運びも便利です。そんなクッションファンデーションの塗り方もチェックしてみましょう。
1. クッション部分にパフを2~3回押し当て、適量をパフにつける
2. トントンと肌をタッピングするように塗り広げる
3. よりしっかりカバーしたい部分に重ね付けする
パフを滑らせるのではなく、トントンと軽く押さえるようにつけると密着度アップ。目元や小鼻など、細かい部分はパフを折りながら塗るとムラがなくなります。1の工程でファンデーションをつけすぎるとわざとらしい仕上がりに。つけすぎたファンデーションは手の甲で落とし、適量を塗り広げるようにしましょう。
おすすめのクッションファンデーション
BBクリームは厳密にいうとファンデーションとは違うアイテムなのですが、オンリーミネラルの「薬用 リンクルホワイト クッションBB」はファンデーションのようにしっかりとトーンアップや肌補正をしてくれます。
有効成分であるナイアシンアミドが配合されているため、メイクしながらスキンケアしているような感覚に。さらに毛穴や赤みを自然にカバーし、まるで素肌がきれいになったかのような仕上がりを叶えてくれます。崩れにくいのに石けんオフできるのも魅力のひとつです。
<商品情報>
薬用 リンクルホワイト クッションBB
容量:11g
価格:¥5,720
パウダーファンデーションの塗り方
ふんわりとした使い心地が魅力のパウダーファンデーション。油分が少ないため、オイリー肌さんでも使いやすいアイテムです。パウダーファンデーションは付属のスポンジで塗ることが多いため、スポンジでの塗り方をご紹介します。
1. ファンデーションをスポンジに適量とる
2. 顔の内側から外側にかけてやさしく撫でるように塗る
3. よりしっかりカバーしたい部分は、トントンと軽く叩くように重ね付けする
スポンジを肌の上で滑らせるため、摩擦には要注意。しっかりカバーしたい部分は、トントンとタッピングしてあげると仕上がりがきれいです。
パウダーファンデーションはマットな仕上がりになりやすいのですが、よりツヤっぽい仕上がりにしたい方はブラシでの塗布がおすすめ。ブラシを使う場合も同じように適量をとり、内側から外側へ滑らせるように塗ってください。
おすすめのパウダーファンデーション
汗や皮脂に強く、密着力の高いパウダーファンデーション。サッとひと塗りするだけでしっかりとしたカバー力を発揮してくれるので、うすづきでもキレイな肌に見せることができます。
付属のスポンジは濡らして使ってもOK。濡らしてから使うとツヤ感のある仕上がりになり、これひとつでさまざまな質感のメイクを楽しめます。ツヤ肌派さんは、別売りの「リュクス パフォーマンス ブラシ」もぜひ使ってみて。より自然に、よりうるおい感のある仕上がりを体感できます。
<商品情報>
ベアプロ 16HR パウダー ファンデーション
容量:8g
価格:¥5,280
リュクス パフォーマンス ブラシ
価格:¥4,290
理想の肌に一歩近づくメイクを
ファンデーションの基本の塗り方についてご紹介しました。ファンデーションは、タイプによって使い勝手や仕上がりが異なります。また、塗り方を少し変えるだけでも、印象を変えられるアイテムです。まずはお手持ちのファンデーションで、基本の塗り方を試してみてくださいね。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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