やめたら顔がすっきりしました!【美容家直伝】ほうれい線ができやすい人の特徴と対策

ビューティ
2023.10.28

文・濱田文恵

スキンケアをするうえで、エイジングケアは避けては通れない。日中美容研究家として活動している濱田文恵さんに、やりがちなスキンケアのNG方法と、おすすめ化粧品を紹介してもらいます。

美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできた時の嬉しさは格別。そこで、女性の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。

妙齢にさしかかるに連れて、肌がくすんだり、たるみが出てきたり……。今までにはなかった肌悩みを感じるようになった方も多いのではないでしょうか。それはエイジングケアを始めるべきサイン。

とはいえ、「何から始めればいいの?」という方も多いと思うので、ファーストエイジングケアとして、まず始めるべきスキンケアについて、パーツ別に分けてご紹介していきました。

最終回は、「口元編」。

【口元ケア①】ほうれい線は呼吸の仕方とトレーニングで予防する

口元の年齢サインが目立ってくると、他人からの印象が一気に老けた印象になってしまう怖いパーツ。というのも、口元は顔の下側にあり、口元の皮フのハリや弾力が低下すれば、重力に勝てずに、どんどん下に、下に引っ張られていき、エイジングを早めてしまう可能性があるのです……。早めのファーストエイジングケアで予防していきましょう。

まず、皆さまに質問です。皆さまは、気づかないうちに“口呼吸”になっていませんか?

口呼吸は、口の周りを輪状に囲んでいる“口輪筋”を衰えさせてしまいます。口輪筋は、顔全体の筋肉と連動しているのですが、いつも口呼吸で口を開けていると、口輪筋が衰えてきます。口輪筋が衰えてしまうことで、口元のたるみに繋がります。反対に、鼻呼吸で口もとを・きゅっと締めていれば、口輪筋は衰えないので、呼吸の仕方ひとつでもエイジングケアができるんですよ。

もし、「口呼吸していることが多いかも!」という方は、口輪筋を刺激するトレーニングがあるので、お伝えしますね。

口輪筋を刺激するトレーニング

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  1. 上下の唇を全部歯に巻き込む
  2. 1の状態で、できるだけ大きく口を開く
  3. 2の状態で、左右の口角を上げ、すぐ緩め、また上げるというのを10~20回繰り返す。この時左右のほおが動いていることを確認する。

いかがですか? 人前ではやるのは少し恥ずかしいかもしれませんが、お家でテレビを見ながら、家事をしながらでもできるトレーニングなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

【口元ケア②】唇の乾燥にも注意。ガサガサ唇は専用のセラムでケア

ほうれい線やフェイスラインのたるみといった年齢サインに目がいき、唇へのケアが怠っていませんか? 唇は潤いを守ってくれる角層も薄く、皮脂の分泌もほぼないので乾燥しやすいパーツ。肌と同じように唇の乾燥を放置すれば、唇のくすみや縦ジワを招きます。

唇の色も悪く、さらに質感もカサカサでは、目元や肌質のエイジングケアを頑張ったとしても、疲れたように見え、全体的に老けた印象になってしまいますよね。そこで、唇のファーストエイジングケアとして、唇の保湿ケアを行ってあげましょう。

筆者のおすすめは、キャンメイクの「メロウデューリップマスク」

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唇にのせるとクリアなピンク色になってくれるリップマスクで、薄く塗れば日中のリップ下地になり、たっぷり塗れば夜の集中ケアになってくれる頼もしいアイテム。プチプラなのに、専用のミニスパチュラも入っていて、重宝すること間違いなしです。

もう少し予算に余裕がある方には、DEWの「リップゾーンセラム」がおすすめ。

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カネボウ化粧品独自の開発成分であるヒアロアクアフィットヴェールは、動きやすい唇の凸凹にフィットしながら保湿を叶えてくれる保水膜。また唇だけでなく、皮膚が薄く乾燥しやすい口周りにも使えるので、口元のエイジングケアには、とても重宝できるのです。

【口元ケア③】唇の乾燥にも注意。ガサガサ唇は専用のセラムでケア

また口周りには、ほうれい線の予防が期待できる「迎香」「地倉」のツボがあります。セラムを塗る時などに、2つのツボに刺激するイメージでプッシュしてあげると、さらにエイジングケアができますよ。

・迎香(げいこう):小鼻の両脇にあるツボ
・地倉(ちそう):口角から0.5~1㎝ほどにあるツボ

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早めの対策が大事!

いかがでしたか? 全3回にわたって、ファーストエイジングケアについてご紹介してきました。年齢サインの怖いところは、急にではなく、“気づいたら”できているところです。

そして、できてからの対策はお金も時間も、また美容医療となれば痛みを伴うこともあるでしょう。今ある肌トラブルだけでなく、近い将来やってくるエイジングの肌トラブルにも早めに対策していきましょう。

<筆者情報>

濱田文恵 美容家、日中美容研究家。一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。二児の母として子育てに奮闘する傍ら、「延美長寿」を自身のテーマに、毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。

<商品情報>

メロウデューリップマスク ¥792(税込)/キャンメイク
DEW リップゾーンセラム 8g ¥1,980(税込)編集部調べ/カネボウ化粧品

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