文/古賀令奈
30歳で極太まつげからスッキリまつげ派に
平成時代のアイメイクは"盛り重視"。別人級の目元になるほど、力を入れている人が多かったものです。筆者も20代の頃は、アイシャドウもアイラインもマスカラも、たっぷりと塗っていました。
しかし、時代の流れとともに、少しずつスッキリとしたメイクに。30歳の頃に、ひじきのような極太マスカラから、スッキリとしたまつげにチェンジしました。目力よりも清潔感を重視することで、印象が大きく変わったと感じています。
35歳でダークなアイシャドウからナチュラル系に
目を大きく見せたい気持ちが強かった筆者にとって、ダークカラーを使ったアイメイクはとても重要でした。淡いアイシャドウがトレンドになったときも、なかなか移行できなかったのです。
しかし、30代で淡めのアイシャドウにチャレンジしてみたところ、優しげな目元になってトレンド感も高まるように。目は小さく見えても今っぽさが出て、“抜け感メイク”が映えるようになりました。
淡い色でも大胆に入れることで、さりげない陰影が自然に目元の印象を高めてくれます。ナチュラルメイクでも、テクニック次第で適度な目力をつけることができると実感できた時期です。
38歳で濡れツヤ肌からセミマット肌に
濡れたようなツヤ肌は若々しく見せる効果もあり、気に入っていましたが、年齢とともに難しく感じるように。時間が経過すると、崩れ方が気になったり、テカリと混同したりして、清潔感が失われやすくなったように思います。
そこで、ツヤを抑えたセミマットタイプにチェンジすると、さらりとした肌が長時間続くように。マスクへの付着も気になりにくく、清潔感のある肌でいられるようになりました。マットにしすぎると老け見えしやすいですが、しっかりと保湿をした上でセミマットにすると、ほのかなツヤによって若々しい印象を保てます。
年齢を重ねるにつれて上品さを重視しよう
メイクはその人の品性を表すこともあります。年齢を重ねるにつれて、メイクも上品に、スタイリッシュにしていくことが大切でしょう。自分らしさを損なわずに、少しずつアップデートしていけるといいですね。