コンプレックスを活かせるようなメイクにもチャレンジしてみたい!
自らコーディネートした和服で登場してくれた、つばきファクトリーの新沼希空さん。
「今回の着物は、花が一つだけ描かれたお気に入りの帯をお店に持っていき、相談しながら選んだもの。モダンな雰囲気で、春を感じられるスタイリングにしました」
普段は甘めのメイクが多い新沼さんだけど、今回のメイクは目元に濃い赤を使い、アイラインも上下にくっきり、リップもしっかり色づくベリー系を使うなど、全部乗せ感覚のモダンな「足し算メイク」。
「こんなふうに濃いめのメイクをしてみたいと思っていたので、これから着物を着るときは真似してみたいです。このメイクで行きたいのは京都の貴船神社。自然がいっぱいでとても素敵だし、夜はライトアップされているときもあるので、きれいな写真が撮れそう!」
美容情報は、YouTubeやSNSをチェックするほか、メンバー内で交換することも多い。ライブのときのメイクは、基本的に自分でしているそう。
「ライブのときは、いかに自分をかわいく見せるかに力を入れているんですけど、いろいろ考えすぎてしまって。今年は自分のコンプレックスを活かせるメイクがしたいと思ってるんです。笑うと吊り目になるのがイヤで、今まではアイラインを垂れ目気味に描いていたんですけど、それがかわいいと思ってくれる方もいるかもしれないから…。強調するようなメイクにも挑戦してみたいです」
Makeup Point
A、トーンアップしながら血色感のある肌に。
アディクション スキンプロテクター カラーコントロール 002 SPF・40PA+++ 30g¥4,180(ADDICTION BEAUTY TEL:0120・586・683)
B、スパイシーレッドの魅惑的な目元を演出。
サンク クルール クチュール 879¥8,470(パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618)
C、くっきりしたラインが長時間続くウォータープルーフアイライナー。
スティロ ユー ウォータープルーフ N 20¥3,960(シャネル TEL:0120・525・519)ⒸCHANEL
普段は手を出しにくいディープレッドのアイカラーも、和服ならしっくりなじむ。Bのパレット左下は二重のラインに、中央の赤は上の目尻に、左上は目の下にライン状に、右上は目頭上下にハイライトとして、右下は下まぶた目尻にオン。Cのブラウンのアイライナーで上下を囲めばさらに華やかに。ファンデーションにAの下地を混ぜ、ほんのりピンクの肌に仕上げるのがヘアメイク・伏屋さん流。
Kisora’s Beauty Rules
1、こだわりのヘアケアでつやつやロングをキープ。
「ブリーチなどもしているので、ヘアケアにはこだわっています。定期的にサロンにトリートメントに行くし、寝るときはシルクのヘアキャップをかぶるのが日課。ヘアアイロンはリファ、シャンプーはE STANDARDがお気に入りですが、常にいろいろ試しています」
2、日々のビタミン摂取を欠かさない。
「フルーツを毎日食べて、できるだけビタミンを多く摂るようにしています。いちばん好きなのはイチゴ。朝はバナナやりんごをよく食べています。そのほか、皮膚科でもらったビタミン剤やリポCなどでも補給。コスメもビタミン配合のものを選ぶことが多いですね」
3、疲れたときは、お風呂でたっぷり汗をかく。
「NEHAN TOKYOのエプソルトという入浴剤を2~3年愛用中。香りがなくて、汗をたくさんかけるところが気に入っています。大事なお仕事の前に身を清めたいときは、神社で買った塩やお酒を入れることも。気分によって無印良品のオレンジの精油もプラスします」
にいぬま・きそら 1999年10月20日生まれ、愛知県出身。つばきファクトリーサブリーダー。「つばきファクトリー CONCERT TOUR~シュンカン~」(4/15~6/11)が全8都市で開催。
※『anan』2023年4月5日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・着付け・大竹恵理子 ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・古屋美枝