文/古賀令奈
発色が弱すぎるアイブロウペンシル
眉メイクで活躍するアイブロウペンシル。発色が強すぎると仕上がりが濃くなりやすいですが、あまりに低発色だとほとんど描けないことがあります。
こちらはアイブロウペンシルの描き味をテストしたもの。一番上は1回描いた状態ですが、ほとんど見えません。真ん中は5回重ねて少し見えやすくなったような感じです。一番下の10回重ねた状態で、ようやくくっきりと見えるようになりました。
薄く描けた方が仕上がりを調整しやすいとはいえ、あまりに低発色なものはメイクをするときにストレスを感じてしまいます。アイブロウペンシルは適度に発色するものでスムーズにメイクしたいですね。
高発色な鮮やかリップ
脱マスクの動きが進む中、リップメイクにも注目が集まっています。しかし、口元が主役のメイクをする場合、鮮やかで高発色なリップには注意が必要です。
色鮮やかなリップは塗りたてのときはとても美しいのですが、マスクの着脱や飲食などをするうちにヨレたり落ちたりしやすくなることも。色が濃く鮮やかであるほど、落ちたときに汚く見えやすいものもあるので、難易度が高く感じます。
日常使いをするなら、透け感のあるリップやソフトカラーが使いやすいでしょう。多少落ちてしまってもわかりにくく、シーンを選ばず対応できるので使い勝手に優れています。
ラメぎっしりのアイシャドウパレット
キラキラとした輝きが美しいラメアイシャドウ。眺めている状態ではキレイでも、まぶたにのせるとバランスが難しいことがあります。
特に、全色にパールやラメがぎっしりと含まれたアイシャドウパレットにはご注意を。大人の目元にラメを重ねすぎると、ギラギラと強すぎる印象になってしまったり、シワが目立ったりして残念に感じてしまうことも…。
パールやラメは少しさりげないものの方が使いやすく、上品に仕上がるでしょう。大粒のラメを使うときにはまぶたの中央のみにのせると、アクセントになって美しく仕上がりますよ。
コスメは実際に試してから購入しよう
コスメを買うときは、できる限り実際に試してから購入できるといいですね。手元に塗って発色や色味を確かめるだけでも、失敗のリスクはかなり減らせるでしょう。流行やブランド、見た目の華やかさだけで判断せず、自分に合うコスメを選んでくださいね。