文/古賀令奈
コントロールカラーの下地で土台を整える
ファンデなしで老け見えを防ぐには、コントロールカラーの効果をもつ化粧下地が活躍します。赤みやくすみ、色ムラなど気になるお悩みに合わせた色の化粧下地を使うことで、ファンデーションなしでも自然にカバーできるでしょう。
筆者は今回、ブルーの下地をチョイス。ブルーは赤みやくすみを飛ばしながら、透明感を高めて明るい印象を演出します。また、ブルーはコントロールカラーのなかでも高いトーンアップ効果が期待できるため、今回のようにファンデーションなしのときでもメイク感を出せて便利です。ブルーの下地を仕込むだけで、ぐんと印象が変わりました。
コンシーラーで気になる部分をカバーする
コントロールカラーだけではカバーできないシミや色ムラには、コンシーラーを使うのがおすすめ。全体にファンデーションを使わなくても済むため、軽やかな肌をキープしつつも気になる部分をきちんとカバーできます。
美肌感を高めるなら、頬の高い位置や口角、小鼻の赤みなどにコンシーラーを使うのが良いでしょう。この3ポイントが整っていると、ファンデーションなしでも肌の印象がぐんとアップします。
フェイスパウダー+チークで立体感を
フェイスパウダーで肌全体を整えたら、チークやハイライト、シェーディングで立体感を演出しましょう。フェイスパウダーを塗り終えた状態で済ませると、血色感や立体感に欠け、のっぺりとした仕上がりになってしまいます。そのため、時間がないときも、できればチークだけでも塗ることをおすすめします。チークを塗ることで血色感と立体感をプラスできるので、のっぺり感が解消されるでしょう。
パールタイプの淡いチークなら、頬だけでなく鼻にもさっと塗ってOK。赤みがふんわりのることでメイクの統一感も出るため、ハイライトなしでパールタイプのチークで済ませるのも一つの方法です。
また、眉~鼻筋や余白の気になる部分にシェーディングを使うと、さらに立体感がアップ。ノーファンデと思えない仕上がりが叶います。
ノーファンデでも自信を持って歩ける仕上がりに
各アイテムの特色を活かすことで、ファンデーションなしでも明るく美しい肌印象を演出できます。ぜひ試してみてくださいね。
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。