疲れて見えるのは髪のせいです… 美容師が教える「老け見え髪の特徴」と今すぐできる改善策

ビューティ
2024.09.20

文/永嶋恵美子

忙しい現代人は、ストレスや疲れを溜めやすい傾向にあるでしょう。その結果、心身への影響だけでなく、髪の老け見えを招く場合もあります。今回は美容師の筆者が「老け見えに繋がる髪の特徴」と、今すぐできる改善方法について詳しく解説していきます!

老け見えに繋がる髪の特徴

髪のツヤがなく、パサついている

髪のツヤがなく、パサついている

髪にツヤがなく乾燥してパサついていると、一気に老けて見える原因となります。髪のツヤは若々しさを象徴するもので、乾燥してツヤを失った髪は、実年齢よりも年上に見せる要因になるでしょう。これは薬剤の使いすぎや乾燥によるダメージ、熱スタイリングの多用が原因の一つです。

白髪が目立つ

白髪が目立つことで、老けた印象を与えてしまうことも。特に生え際や頭頂部に白髪があると年齢感が出やすくなります。

ボリュームが少ない、ペタンコ髪

ボリュームが少ない、ペタンコ髪

年齢と共に髪のボリュームは減少しやすくなりますが、薄く見える髪やペタンコ髪は、顔全体を疲れて見せる原因になります。ボリュームのある髪は健康的でエネルギッシュな印象を与えます。

分け目が広がっている

頭頂部の分け目が広がることで、髪のボリュームが少なく見え、年齢を感じさせやすくなります。特に、分け目が固定されていると、そこから薄毛が進行しているように見える場合もあるでしょう。

今すぐ試せる! 老け見えを防ぐ改善策

ヘアオイルやトリートメントでツヤを取り戻す

ヘアオイルやトリートメントでツヤを取り戻す

ツヤのない髪にはヘアオイルやトリートメントを使用して保湿を心がけましょう。髪にしっかりと栄養を与えることで、パサつきを防ぎ、自然なツヤを取り戻すことができます。

特にアルガンオイルやホホバオイルは保湿力が高く、髪に潤いを与えてくれるのでおすすめです。しっかりツヤを出したい方は、ヘアアイロンを使ってツヤを出しましょう! ブラシでとかすだけでなく、ヘアアイロンで熱を与えることによってツヤが出て、綺麗な髪の毛に見せることができます。ただし、高温で複数回、同じ場所に熱を与えるのはダメージにつながるので気をつけましょう。

定期的なカラーリングで白髪をカバー

白髪が気になる方は、カラーリングで白髪をカバーするのも良いでしょう。また、最近では白髪を自然に馴染ませるハイライトカラーもおしゃれに見えて人気があります。ハイライトカラーは全体をカラーするよりも低ダメージで抑えられるのでおすすめですよ。

根元にボリュームを出すスタイリング

髪にボリュームを出すためには、スタイリングの際に根元をしっかり立ち上げるのがポイントです。ドライヤーを使う際、髪を持ち上げながら風を当てると、自然なボリュームが出やすくなります。ボリュームアップスプレーなどのヘアケア製品を活用するのも良いでしょう。

分け目を定期的に変える

分け目を定期的に変える

分け目が固定されていると、そこにダメージが集中し、薄毛や老け見えの原因となります。定期的に分け目を変えることで、髪のボリュームを維持し、若々しい印象を保つことができます! 分け目を変えるだけでも簡単に印象を変えることができるので、試してみてください。

日常のケアで老け見えを防ぐ

髪の状態を良くするためには、健康的な生活習慣も重要と言えます。バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレスをためないように心がけることも、若々しい髪を保つためには欠かせません。また、定期的なヘアサロンでのケアも髪の健康を保つためには大切なことです。

髪の状態は顔の印象と同じくらい年齢感を左右します。ツヤのない髪やボリューム不足、白髪などが原因で老け見えしてしまうことは多いですが、適切なケアとスタイリングで改善することができます。今回紹介した方法を日常に取り入れて、若々しく健康的な髪を目指してみましょう!
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筆者情報

永嶋 えみこ(Instagram@nagashiii_arrange)
Droog 美容師。サロンワークからヘアメイク・ファッションに興味がありご自身でも簡単に出来るスタイリング・ヘアアレンジを提案していきます。

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