やめたら肌がきれいに見えました! 40代コスメマニアが実践する「美肌見えメイク」のコツ

ビューティ
2024.07.21

文/古賀令奈

「丁寧にメイクをしているつもりなのに、なぜか肌が汚く見える」とお悩みではありせんか? メイクは丁寧にしたから、たくさん塗ったからといって、必ずしもきれいに見えるとは限りません。今回は、やめたほうがいいNGメイクと共に、コスメマニアの筆者が実践する美肌見えメイクをお伝えします。

コンシーラーでカバーするのをやめる

シミや色ムラのカバーに活躍するコンシーラー。メイクの必需品となっている方も少なくないでしょう。しかし、塗りたてはきれいに仕上がっていても、汗や皮脂でメイクが崩れると、コンシーラーを塗ったほうが汚くなる可能性があります。

手の甲の左側にファンデーションのみ、右側にファンデーションとコンシーラーを塗り、崩れ方を比較してみましょう。

©古賀令奈
©古賀令奈

1.左側にファンデーション、右側にファンデーションとコンシーラーを塗った状態
2.汗の代わりにスプレータイプの日焼け止めを噴射して全体を湿らせた状態
3.2を5分程度置いて水分がなじんだ状態
4.3の上からティッシュでそっとやさしくおさえた状態

以上の流れでチェックしました。

3の時点で、右側のコンシーラーを塗ったほうはシワにコンシーラーが入り込んで悪目立ちしています。4のティッシュで抑えた状態では、コンシーラーを塗ったほうが全体的にキメが粗くなったような印象に。せっかくカバーしたはずが、かえって汚くなってしまいました。

シミや色ムラがカバーできても、汚く見えてしまっては残念ですよね。ファンデーションを薄く重ねる程度でカバーできる場合は、できればコンシーラーを重ねずに仕上げたほうがきれいな状態をキープしやすいでしょう。

凹凸部分への厚塗りをやめる

シワや毛穴などの凹凸が気になるからと、つい厚塗りになってしまいませんか? 凹凸のある部分は、ファンデーションを塗れば塗るほど窪みが際立って見えやすいため、塗りすぎには注意が必要です。

ファンデーションを重ねた回数ごとの仕上がりを比較してみましょう。

©古賀令奈

©古賀令奈

3度塗りまでする方は少ないかと思いますが、塗り重ねる回数が増えるほどシワがくっきり見えることがわかります。凹凸はファンデーションやコンシーラーを重ねるよりも、できるだけ薄く仕上げるか、凹凸カバー効果に優れた化粧下地を使用するのがおすすめです。

毛穴部分にパウダーハイライトを塗るのをやめる

メイクをしたほうが頬の毛穴が目立つ方は、ハイライトやチークの影響かもしれません。毛穴の上にパールがぎっしり詰まったパウダータイプのハイライトやチークを重ねると、毛穴の凹凸がくっきりと目立ちやすくなることも…。

©古賀令奈

©古賀令奈

ここでは、左側はリキッドタイプのハイライト、右側はパウダータイプのハイライトを使ってみました。右側はより毛穴が目立っています。

ツヤはそもそも毛穴を目立たせやすいですが、パウダータイプはより目立ちやすくなるケースが多いと感じます。できるだけ、頬などの毛穴が目立ちやすい部分には塗らないように気をつけたほうがいいかもしれません。

肌が汚く見える原因をやめて「美肌見せ」を目指そう

同じコスメを使っていても、塗り方を変えるだけで仕上がりや崩れ方が大きく変わります。今回ご紹介した内容をおさえて、美肌に見せるメイクを目指してみてはいかがでしょうか。

筆者情報

古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。

PICK UPおすすめの記事

MOVIEムービー