目指すは美魔女!? 常に“美”を追っていきます!
私、高本彩花は日向坂46、11枚目シングルの活動をもって、日向坂46を卒業します。
それに伴い、「美容の坂道のぼり隊」の隊員も今回で卒業になります。この連載は、ずっと好きだった美容の話を継続的にできる場所で、心の拠りどころでしたし、自分の美容を高めるモチベーションになりました。撮影のたびに目から鱗のワザや情報を教えてもらって、「キレイになるためにもっといろいろ知りたい!」と思うようになったのもこの連載のおかげです。メンバーも見てくれていて、以前みーぱん(佐々木美玲)に「ananの写真、いつもめちゃくちゃ盛れてるね!」って褒めてもらってうれしかったです(笑)。
連載が始まった3年前のページを見てみると、スキンケアやメイクも今と全然違いますね! (ページを見ながら)うんうん、たしかに初回の撮影のとき、ローラ メルシエに恋してた!(笑) メイクはずっとキラキラが大好きだったんですけど、今はアイカラーやチークは全体的にマットなものを使うことが多いです。アイカラーの色も落ち着いたブラウンなど大人っぽいものを選ぶようになりましたね。今はそれが自分にとって新鮮なんです。
守屋(麗奈)さんと(岩本)蓮加ちゃんと、珍しく3坂揃って撮影をしたのもいい思い出です。実は緊張してあまり話せなかったんですけど(笑)。守屋さんは思ったより小柄でふわふわしてて「か~わいい~!」って守りたくなるような感じで、蓮加ちゃんはフレッシュで肌が赤ちゃんみたいにキレイだったのが印象的でした。
自分の写真を見て、いちばん変わったなと思うのは眉毛。連載の初めの頃を見てもらうと眉間のほうまで眉が生えてるんですけど、それによって目元がキツく見える気がして自分で抜いて整えたんです。それでだいぶやわらかい印象になったと思います。まつ毛にもかなりこだわりがあって、まつ毛パーマはまつ毛の生え際がしっかり見えないと納得がいかないんです。お店だと思いどおりにしてもらうのがなかなか難しく、ついには自分でキットを購入して“セルフまつパ”にも挑戦したんです。みーぱんにもやってあげたら「今まででいちばんいい!」って気に入ってくれました。
これからは今までより自由に時間を使えるようになると思うので、ひとまず韓国に行って、美肌のための施術“肌管理”にチャレンジしたり、メイクサロンでいつもと違うメイクをしてもらったりしてみたいです。もっと勉強して、そのあたりの情報に詳しくなって、お話しできるような人になりたいと思ってます。
美容の抱負としては、私は今“アラサー”になるんですけど、できるだけ老化に抗っていきたいと思ってます。できれば時を止めて、美魔女になりたい(笑)。アイドルという、人に見られるお仕事をしてきたおかげで結構抗えていたのかな、と思っているんですけど、もうアイドルじゃなくなるので、気が緩まないようにしないと、と思ってます。してきたことを続けて、常に“美”は追っていたいな。ひとまず今まで本当にありがとうございました!
連載「美容の坂道のぼり隊」おたけSELECTION!
約3年間の過去の登場号を振り返り、おたけの極私的お気に入りベスト3を聞きました!
“絶対領域”と“強い女”イメージが大好評でした。(VOL.49)
「テーマが“リカバリー”ということで、謎の女スナイパー的なイメージでマッサージガンを構えて撮影しましたね。これがファンの方たちに大好評で、何気にみんな強い女的なイメージが好きなのかな、と思いました(笑)。太ももの“絶対領域”も良かったみたいです」
新年号では鏡もち衣装で抱負を発表!(VOL.59)
「2023年の新年号で、頭にみかんを乗せて鏡もちになりきったとき!(笑) 実はこの頃もう写真集が決まっていたので、ボディメイクに関する抱負を語ってますね。トレーニングを頑張ったおかげで、桃っぽい感じの理想のお尻が手に入りました。一時的でしたけど(笑)」
超レアなオールバックの髪型で大変身!(VOL.62)
「このサロペット、すごく好きでした! 髪をオールバックにすることも普段は絶対ないので、大変身できた感じがしてうれしかったです。このときはトレーニングを始めたてで、お尻のラインに変化が出てきた時期。撮影のときはめっちゃお尻に力を入れてました(笑)」
たかもと・あやか 1998年11月2日生まれ、神奈川県出身。日向坂46メンバー。美容マニアで自他ともに認めるグループの美容番長。愛称おたけ。タヒチで撮影した1st写真集『僕の記憶の中で』(光文社)が好評発売中。
ワンピース¥46,200 人差し指と中指のリング 116各¥40,700(以上マリハ TEL:03・6459・2572)
※『anan』2024年7月10日号より。写真・Nae.Jay スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・辻村友貴恵 取材、文・古屋美枝