疲れて見える40代の共通点は?【女性約100人調査】服・メイク・ヘアの「老け見え対策」

ビューティ
2024.06.02

文・比嘉桃子

疲れていたり気分が落ちていたりすると、年齢によらず老け見え、疲れて見えることも。どうせなら、どんなときも元気に見られたいものですよね。そこで今回は、anan Beauty+ clubのメンバーが行なっている老け見え対策について調査を実施! 少しでも元気に見られるために、女性たちはどのような対策をしているのでしょうか。

ファッションについての老け見え対策

©比嘉桃子
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まずは「ファッション」の老け見え対策について。対策をしている女性は75%とのこと。どのような対策をしているのか、コメントを見ていきましょう。

「プチプラで固めないようにする」(37歳・会社員)
「プチプラも使うけど、全身プチプラにはしない」(32歳・専門職)

プチプラを使いこなすこと自体はとても素敵ですが、上品に見せるにはバランスが大切! プチプラアイテムは1〜2個までにするなど、高見えするアイテムとのバランスを考えてみるとよさそうです。

「昔流行ったものは避ける」(37歳・会社員)
「古いデザインのファッションアイテムは着ない」(34歳・会社員)

ファッションのトレンドは目まぐるしく変わっていくもの。トレンドの中でも自分の好きなテイストのものがあれば、積極的に取り入れてみるといいかも。

「二の腕など自信がない部分は隠し、ウエストなど自分の強みがあるポイントは強調することで、自分らしい体型に見せる」(32歳・専門職)

強みを生かしたコーデ、素敵です! 自分の体型をよく知っておくと、どのような服が似合うのかもわかってきそうですね。

「骨格に合った服を着る。自分の似合わない色は避ける」(27歳・会社員)

骨格診断やパーソナルカラー診断など、パーソナルな診断を通して似合う服がわかることも。自分に似合う服がわからない人は、こうした診断を利用してみるのもおすすめです!

「出かける時は全身鏡で見て、写真を撮ってみる」(40歳・会社員)

鏡で見るよりも、写真で見た方が第三者目線で見られそう。そうしてコーディネートの写真が溜まっていくと、ファッションセンスも磨かれていきそうです!

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

真似したくないファッションとは

ファッションに関する老け見え対策を考えていると、街ゆく人や周囲の人のファッションが気になってくるもの。時には反面教師にしたくなるファッションを見かけることもあるようで…。

「シワが多い服を着ていると、だらしなさから老けて見える。安っぽく見える素材の服やシワだらけの服は嫌だなと思いました」(37歳・専門職)

「ブラジャーから背中の肉がはみ出していると、老け見えする気がする」(34歳・主婦)

「ボトムスの形は流行がわかりやすいので、何年も同じものを履いていると一昔前の人感が出る」(44歳・専門職)

「ファッションがその人の骨格に合っていなくて、なんかキマらない感じがする」(27歳・会社員)

人のファッションから学べることってたくさんありますよね。どんな服を着ていいか悩んだら、周りを見渡してみるのもひとつの手かもしれません。

メイクについての老け見え対策

©比嘉桃子

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続いてはメイクの老け見え対策について。なんと対策をしている人の割合は9割を超えていました。具体的にどんな対策をしているのか、コメントをチェックしてみましょう。

「スキンケアを入念にする」(30歳・会社員)
「乾燥対策にメイク前に保湿をしっかりする」(37歳・会社員)

メイク前の入念なスキンケアは、メイクノリや持ちをよくしてくれます。まずは土台作りが大切ですね!

「ベースメイクの厚塗りをしない」(36歳・会社員)
「ほうれい線にファンデがヨレると老け見えなので、口周りは薄づきに」(34歳・主婦)

最近のトレンドは、素肌を生かしたベースメイク。つい肌トラブルを厚塗りで隠したくなりますが、ヨレると余計に疲れて見えるため、なるべく薄塗りを意識してみるとよさそう。

「アイシャドウはきちんとぼかす。マスカラもあまり濃くしない」(36歳・自営業)
「ただ濃くすればいいと昔は思っいてたけど、引き算をするようにしている」(27歳・会社員)

メイクは時に引き算も大切! うまく抜け感を作りながら、自分が強調したいパーツを際立たせるメイクができると魅力的に仕上がります。

「リップやチーク、ラメの入ったパウダーなどで血色をよく見せる」(40歳・主婦)

血色が悪く見えてしまう人は、カラーアイテムに注力を! 塗りすぎには注意しつつ、自然な血色感を出してみて。

「メイク方法は最新のものを浮かない程度には取り入れて、古いメイクにならないようにする」(32歳・専門職)
「定期的に百貨店のメイクコーナーへ行って、新しいコスメを試したり、話を聞いてみたりする」(40歳・専門職)

常に変わるトレンドは、SNSや化粧品カウンターでチェックしているという人も。新しいメイクを研究する姿勢が素敵です!

真似したくないメイクも

メイクに関しても、人から学ぶことは多いよう。反面教師にしたいメイクにはどのようなものがあるのでしょうか。

「ファンデーションがシワでヨレると老けて見えるなと感じるので、年齢に合わせてメイクも変えていく必要があると感じた」(27歳・会社員)

「囲み目メイクと細眉など。昔に流行ったメイクばかりの人」(32歳・会社員)

「メイクが濃すぎる。チークもリップもわざとらしくない感じが今っぽいので、ナチュラルを心がけようと思いました」(32歳・会社員)

「眉とヘアカラーが合っておらず、眉だけ黒い」(34歳・主婦)

時代や年齢が進んでいくとともに、メイクのアップデートも必要なのかも。筆者もこまめに勉強します!

ヘアについての老け見え対策

©比嘉桃子

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最後に、ヘアに関する老け見え対策について。ヘアについても8割以上と、多くの人が対策をしているようでした。

「とにかくツヤを出す。パサパサだと、それだけで生活感が出て魅力が半減。縮毛矯正やトリートメントに定期的に通っています」(36歳・自営業)
「日頃からヘアケアには気を遣うことで、きれいなカラーとツヤを維持。髪がパサパサしていたり、退色していたりすると老けて見えます!」(32歳・専門職)

もっとも多かったのは、「ツヤを出す」というもの。パサついた髪は疲れて見えるとのことから、サロンのトリートメントに通う人も多くいました。

「少しでも傷んできたらまとめ髪にする」(44歳・主婦)

そんなに頻繁にサロンに行くのはちょっと…という人は、ヘアアレンジを取り入れるのもおすすめ。傷んだ部分が隠れやすいだけでなく、おしゃれにも見せてくれます。

「スキンケア以上にヘアケアにお金をかけている。ヘッドスパやマッサージ、頭皮ケアからミルクといったホームケアも使います」(40歳・専門職)

サロンでのケアだけでなく、ホームケアに力を入れるのもパサつき対策としておすすめ。ちょっといいシャンプー&トリートメントにするだけで、若々しくツヤのある髪に仕上がることもありますよ!

「頻繁にカラーとトリートメントをする」(34歳・会社員)

色落ちが老け見えの原因になるとのコメントも。カラーリングをしている人は、プリンになりすぎないよう要注意です!

こんなヘアには気をつけたい!

周りの人のヘアを見て、自分のヘアケアを見直したという人も。そんなきっかけとなったがっかりヘアについても聞いてみました。

「どんなに可愛くても、髪がキレイじゃないともったいない気がした」(27歳・会社員)

「頭頂部に白髪が集中している人がいて、自分では気づきにくいのかなと思いました」(36歳・自営業)

「パサパサのお手入れしていない髪を見たとき」(40歳・自営業)

「乾燥が目立つのにダウンスタイルにしている人を見ると後ろ姿が老けて見えるなと思った」(44歳・主婦)

顔の周りであることから、目が行きやすいヘア。細かいところまで気を遣っておきたいところですね。

いつまでも若々しい、あの人みたいになりたい!

「あなたの周りに、いつまでも変わらない、老けて見えない人はいますか?」と聞いてみたところ、女性たちからたくさんの回答が! お手本にすべき素敵な女性には、どのような特徴があるのでしょうか。

「いつ見てもヘア、ネイル、メイクが綺麗。流行りではなく、いいものを長く身につけている感じ。スタイルも姿勢もいい」(34歳・主婦)

「最新の美容医療を上手に取り入れている人。運動習慣がしっかりある人」(32歳・専門職)

「いつも明るくてポジティブ」(36歳・専門職)

「常に笑顔。振る舞いが大人。外見だけでなく内面も美意識高め」(34歳・会社員)

「推しがたくさんいて日々を楽しんでいる」(44歳・主婦)

驚いたのは、外見に関することよりも、圧倒的に内面に関するものが多かったこと。どんなに外見を磨いても、内面からにじみ出る美しさには敵わないのかもしれません…! 外見を磨きつつ、内面の研鑽も続けていきたいですね。

自分が好きな自分でいるために

老け見え対策 ヘア ファッション メイク

年齢問わずフレッシュに見られるためには、ファッションやメイク、ヘアなど外見に関するものをこまめにアップデートしていくことが大切なよう。常にトレンドや自分に似合うものを研究しながら、自分が好きな自分を追求していきたいですね!

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)水乃みのる/Adobe Stock

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