文/古賀令奈
スキンケアクリームとして使えるUVアイテムを活用
紫外線は雨の日や曇りの日でも降り注いでいるもの。家にいても窓ガラスを透過するため、朝のお手入れでは毎日UVケアが欠かせません。
しかし、休みの日や近所に行く程度の日は、日焼け止めやメイクを怠りがちになる方も多いでしょう。毎日の日焼け対策を徹底するためにも、スキンケアの最後に使うクリームを紫外線対策効果が期待できるものにするのがおすすめです。
化粧水や美容液、乳液を塗ったあとに、スキンケアのフタとして取り入れることで、いつものお手入れ感覚できちんと紫外線対策ができます。筆者が愛用しているのは、以下の2アイテムです。
エクセル「デイスキンコンフォート」
美容液・クリーム・化粧下地・UVカット効果を備えた朝用クリームです。化粧水のあとにこのクリームを塗るだけでOKなため、朝のお手入れを大幅にカットできます。SPF32・PA++とデイリーシーンに十分対応できる水準なのもうれしいところです。
便利なだけでなく使用感のよさも魅力的。こっくりと濃密なクリームで保湿感も高く、日焼け止め特有のきしみを感じることもありません。なめらかに肌を包み込むような心地よさで、快適な日焼け対策を叶えます。
【商品情報】
エクセル「デイスキンコンフォート」
価格:¥2,310
POLA「B.A ライト セレクター N」
『POLA』の最高峰ブランド『B.A』で人気の日中用クリーム。紫外線や近赤外線、ブルーライトなどによるダメージから肌を守り、肌に良いとされる赤色光を透過させるという高機能アイテムです。
SPF50+・PA++++の高い紫外線対策効果に加え、スキンケアクリームとしての贅沢な使用感も味わうことができます。筆者が紫外線を浴びる日には欠かせない一品です。
【商品情報】
POLA「B.A ライト セレクター N」
価格:¥12,100
パウダーを重ねておくのがおすすめ
日焼け対策メイクでは、クッションファンデーションやリキッドファンデーションなどで終えるのはあまりおすすめしません。日焼けが気になる季節は皮脂が増えやすく、パウダーなしの状態だとテカリやメイク崩れが起こりやすくなります。
皮脂や汗でメイクが崩れている状態だと、紫外線の影響も受けやすくなるため、見た目的にもUVケア的にもキレイな状態をキープすることが大切だといえます。
パウダーファンデーションならメイク直しとUVケアを両立
ベースメイクのお直しでは、紫外線対策をセットで行いましょう。手軽にUVケアとメイク直しを両立できるアイテムといえば、パウダーファンデーションです。
テカリが気になる部分の皮脂をティッシュでおさえて、パウダーファンデーションを重ねてお直しすると良いでしょう。メイクが崩れている場合は、乳液を含ませたコットンで拭き取ってから塗り直すとよりキレイに仕上がります。筆者がパウダーファンデーションで気に入っているのは、以下の商品です。
シャネル「ル ブラン ブライトニング コンパクト」
パウダータイプとは思えないほどつややかな仕上がりを叶えるファンデーション。粉っぽさがなくしっとりと仕上がり、輝きとうるおいを長時間キープします。薄づきで上品な肌に仕立てられるのも魅力。気になる部分は重ね塗りすればカバー力がアップします。SPF25・PA+++と紫外線対策にもうれしい数値です。
【商品情報】
シャネル「ル ブラン ブライトニング コンパクト」
価格:¥10,560
後悔しないためにも日焼け対策をルーティンに
今回ご紹介した日焼け対策は、どれも普段のメイクやお手入れの一環に組み込めるものばかりです。別の手間がかかると面倒に感じて日焼け対策を怠りがちですが、ルーティンになっていると自然と日焼け対策ができるようになるはず。日常のメイクやスキンケアを少し変えて、毎日の習慣として日焼け対策を続けてみませんか?
【参考】『エクセル』『POLA』『シャネル』公式サイト
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。