文/寒川あゆみ
リキッドファンデーションをやめた
エステティシャンの筆者が思う“きれいな肌”とは、キメが整っていて、うるおいがあり、くすみや肌トラブルのない肌です。筆者は元々、繰り返すニキビやニキビ跡がコンプレックスで、リキッドファンデーションでしっかりカバーしていました。
しかし、20代後半くらいからは考え方に変化が。毎日クレンジングや洗顔もしているし、スキンケアも頑張っているけど、ニキビや吹き出物は繰り返すし、小鼻の皮脂づまりや黒ずみも気になる。朝、顔を見たときに肌のくすみや色素沈着を感じる…。そんな理由から、リキッドファンデーションが自分の肌には合っていないのではないかと考え、思い切ってリキッドファンデーションをやめました。
ファンデーションを塗る頻度を減らした
昔から職業柄しっかりメイクが多く、肌のコンプレックスを隠すためにほぼ毎日ファンデーションを塗っていましたが、思い切ってその固定観念を捨ててみました。
ばっちりメイクをしなければいけない日やしたい日は、油分の少なめなクッションファンデーションにする、薄めのメイクでも良い日は、UV入り化粧下地、コンシーラー、色つきフェイスパウダーだけにするなど、ファンデーションを塗る頻度や肌につける量を減らしました。
リキッドファンデーションをやめたり、ファンデーションを塗る回数を減らした最初の頃は、物足りなさを感じたことも。でも数か月経ち、慣れてきた頃には明らかに肌の調子が良く、皮脂づまりや繰り返すニキビや吹き出物も減少。ファンデーションで隠すことに頼らず、スキンケアで素肌力を高めたことで肌のくすみも目立ちにくくなり、透明感が高まったと感じています。
砂糖、油を食べすぎないようになった
筆者は職業柄、健康やダイエットなどに関連する食事の摂り方や栄養素について学ぶことがあります。その結果、あらためて砂糖や油物を食べすぎないことを気を付けるようになりました。
日々の食生活を振り返ると、多くの物に砂糖や油が入っているので、完全に食べないのはなかなか難しいですが、スイーツ、お菓子、ファストフード、ジュースなどを頻繁に買わない、食べないようにしています。
例えば、以前は喉が渇いたときにはジュースを買っていましたが、今は水をチョイス。おやつに砂糖や油が含まれているドーナツを食べたら、夜は白米の量を減らす、もしくは無しにする…。そんなふうに、購入する前や食べる前に砂糖や油の摂取について考えたり、必要以上に摂りすぎないよう調整したりしています。いつまでも健康的な体でいたい、太りにくい体にしたい、きれいな肌作りをしたい人は、こういったところも意識してみてください。
きれいな肌を作るために、肌に触れるものを見直してみる、スキンケアで素肌力を高めてみる、食べるものを意識してみるなど、できることから始めてみてくださいね。
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筆者情報
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty