“揺らぎ肌”のサインは? 皮膚科医が最適ケア&アイテムを伝授!

ビューティ
2022.05.13
季節の変わり目は必ずブツブツが出て荒れる、ピリピリして化粧水もしみる、マスクを長時間つけていると肌が部分的にカサつく…こうした肌の“揺らぎ”に関する悩みを解決するには? ここでは、皮膚科専門医の小林智子先生が揺らぎについて解説。また、“攻め”と“守り”両方向からの最適なケア方法を教えてくれました。

肌に刺激や負担を与えないいたわりケアがマスト。

ここ数年、常に肌悩みの上位にランクインする揺らぎ。そもそも揺らぎとはどのような肌状態?

「揺らぎ肌の定義はとても主観的ではあるものの、一時的に肌を守るバリア機能が低下して、刺激などを受けやすくなっている肌状態のことです。ではなぜ、バリア機能が低下するかというと、気温や湿度の変化によって肌の水分量や皮脂量のアップダウンが激しくなり、潤いバランスが乱れることや、花粉やPM2.5などの微粒子の付着、マスクの摩擦などによる物理的な刺激、さらには、ストレスなど、様々な要因が挙げられます。そしてこの時季は、紫外線によるダメージも大きく関わってきます」(小林先生)

自分の肌が揺らいでいるか否かを見極めるには?

「いつも使っている化粧品がしみたり、肌に赤みや痒みが出ている時は、肌が揺らいでいるサイン。このような状態の時は、守りのケアを徹底して。低刺激のアイテムに切り替え、肌に負担をかけないシンプルな保湿ケアでバリア機能強化に努めます。クレンジング時に負担をかけないよう、メイクを薄くするなどの工夫も大切です。肌状態が落ち着いてきたら、悩みに合わせて攻めのケアを。とはいえ、刺激が強いものは控え、優しい処方のものを選びましょう」

守り:保湿重視のシンプルケアでバリア機能を強化。

守りどき:化粧水がしみたら。

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カルテHD「モイスチュア ミストローション」

乾燥ダメージを徹底的にケア。
保水有効成分ヘパリン類似物質HD配合で、乾燥や肌あれを引き起こす根本にアプローチ。携帯にも便利なミストタイプ。[医薬部外品]60ml ¥990*編集部調べ(コーセー マルホ ファーマ TEL:0120・008・873)

ユリアージュ「シカデイリー セラム」

肌あれを防ぎつつ潤いをチャージ。
話題のCICA成分やヒアルロン酸、独自の温泉水など配合で、バリア機能をサポートし、敏感・揺らぎ肌にアプローチ。乾燥による小ジワを目立たなくする効果も。30ml ¥3,850(佐藤製薬 TEL:03・5412・7393)

オサジ「センシティブ スキン クリーム」

肌への刺激となる成分は徹底的に排除。
皮膚科学に基づいて、刺激フリー・アレルギーフリーの肌にとって必要な成分を厳選配合したシンプル&ミニマルクリーム。ベタつくことなくスルスルとのび、しっとり潤う肌へ。45g¥3,850(OSAJI TEL:0120・977・948)

クレスク by アスタリフト「ジェリー コンディショナー」

肌の土台を整えるジェリー状化粧液。
季節の変わり目やマスク生活など、些細な環境変化がもたらす、気まぐれ敏感肌に着目。バリア機能・免疫機能へ同時にアプローチし、敏感肌を根本から改善。120ml ¥5,500(富士フイルム TEL:0120・596・221)

攻め:低刺激アイテムで肌悩みにアプローチ。

攻めどき:しみなくなったら。

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ノブ「L&W リフトエッセンス」

気になる肌悩みをまとめて解消。
低刺激性の高保湿エイジングケア美容液が進化。新たに有効成分ナイアシンアミドなどを配合し、敏感肌のシワ、ハリ・弾力感、肌あれ予防にアプローチ。[医薬部外品]28g¥5,500(常盤薬品工業TEL:0120・351・134)

ラ ロッシュ ポゼ「エファクラ ピールケア セラム」

敏感肌でも毎日使える優しい使用感。
日本人の敏感肌を考慮し、皮膚科学に基づき開発された角質ケア美容液。表面のキメを整えるだけではなく、角質層の内部までケアし、毛穴レスな肌印象をサポート。30ml ¥4,950(ラ ロッシュ ポゼ TEL:03・6911・8572)

イハダ「薬用クリアローション」

透明感に満ちたみずみずしい肌へ。
肌表面の保護+抗肌あれのWケアに加え、美白有効成分m‐トラネキサム酸を配合。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすもケア。[医薬部外品]180ml¥1,980*編集部調べ(資生堂薬品TEL:03・3573・6673)

江原道「オールインワン モイスチャー ジェル リッチ」

しぼみがちな肌もふっくらなめらかに。
2つのハリツヤサポート成分と、セラミドコンプレックスを配合。エイジングが気になる肌に贅沢な潤いを与えつつバックアップし、しなやかなハリ肌へとナビゲート。100g¥5,940(Koh GenDo TEL:0120・700・710)

小林智子先生 皮膚科専門医、医学博士。食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信するブランド『ドクターレシピ』を監修するなど、幅広く活躍中。

※『anan』2022年5月18日号より。写真・加藤新作 Getty Images スタイリスト・大島有華 取材、文・松原 彩

(by anan編集部)

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