ストレッチを習慣化する9つのヒント。
Q1. トリンドルさんにとってストレッチとは?
自分の体を知るためのもの。今ここが張ってるとか凝り固まっているな、などとパーツごとに状態を見て、ゆっくり伸ばしてあげるだけで凝りがほぐれるし、体がじんわりあたたまるので、冷え症の改善にもなります。
Q2. 継続させるための工夫は?
ヨガマットを敷くのが面倒になるとやらなくなっちゃうので、マットなしでラグの上で気軽にやってます。グッズも手に届くところに置いておけばすぐできる。ルールを作らず、キツくないぐらいが続くコツなのかな。
Q3. 理想の体は?
インナーマッスルをつけてブレない軸を作りつつ、いつでも胸が開いていてデコルテと姿勢がきれいなこと。そして触るとぷにゅんと肌がやわらかくて、ちょっときゃしゃめのシルエットが私の“超”理想です。
Q4. 日々のストレッチの内容は?
家ではストレッチ+筋トレ効果のあるものを中心にやっています。自重を使って体の軸をキープしながら、全身を伸ばすストレッチがメイン。ボールやローラーなどのアイテムはパーツごとにほぐすときに使っています。
Q5. 時間がないとき優先するのは?
反り腰を引き起こす原因となる太もものストレッチ。床にごろんと寝て90度に曲げた片脚を抱えて胸の方に引き寄せると太ももの裏側が伸びて気持ちがいい。ベッドの上でもできるので、朝起きてすぐにやったりもします。
Q6. ストレッチするタイミングは?
夜、お風呂上がりに15~20分。お湯に浸かったことによるポカポカ感はすぐに冷めちゃうけど、ストレッチによって体をゆっくり伸ばすことで内側からじんわりあたたまって、緊張がほぐれてよく眠れるんです。
Q7. 変わったと実感する体のパーツは?
太ももの緊張がほぐれて太ももの前の張り出しがなくなって反り腰が改善したことで、デニムがきれいにはけるようになったのがうれしい(笑)。肩甲骨と胸を開くことで全身のバランスがとれて小顔に見えるようにも。
Q8. 今一番ストレッチしたいパーツは?
足首。じつは太ももまでの脚を支えている足首をローラーでほぐすだけで脚の形が変わり、細くなって立体的に見えるんです。膝の上に肉が乗らないようになど、年齢的にもこれから気をつけていきたいパーツです。
Q9. 参考にしているものは?
ジムのメニュー。ストレッチって実際に隣で教えてもらいながらじゃないとインナーのどこに効いているかとかがわかりにくいのもあって。だからジムで教えてもらったストレッチ+筋トレを家でもやっています。
とりんどる・れいな 1992年1月23日生まれ、オーストリア出身。雑誌『ViVi』の専属モデルを経て、現在『with』(共に講談社)のモデルを務める。1月から姉妹でYouTubeチャンネル「トリンドるんるん」をスタート。
トップス¥7,500 レギンス¥9,000 ヨガマット¥7,900(以上Style Boat Market TEL:03・6438・1877)
※『anan』2021年3月10日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス) スタイリスト・小松千鶴 ヘア&メイク・北 一騎 取材、文・若山あや
(by anan編集部)