「あなたじゃなくて息子に祝ってほしいのよ!」30代女性が思わず耳を疑った「義母のあり得ないひと言」

文・菜花明芽 — 2023.12.30
「親しき仲にも礼儀あり」と言うように、節度を持つのは大事なことですね。それでも、思いもよらぬ義母の不躾な言動に嫌な思いをする人は少なくないようです。今回は“30代女性が思わず耳を疑った「義母のあり得ないひと言」”についてご紹介します。
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お宅でいただこうと思って注文したのよ、みんなで一緒に食べましょう

「近所に住む義母の話です。名字が同じということもあり、義実家の郵便物や宅配物がよく間違ってうちに届きます。

その日も、突然ピザが自宅に届いたのですぐ義母に電話をして。私が『そちらのピザが間違ってうちにきてしまって』と話すと『お宅でいただこうと思って注文したのよ、みんなで一緒に食べましょう』と義母から耳を疑うような言葉が返ってきたのです。

こちらの都合も聞かないで勝手に注文するなんて…以前私が体調を崩した時に宅配を頼んだら『手抜きばかりして』と嫌味を言ったくせに。あまりに腹が立ったので『うちはもう夕飯を済ませました』と義母に反撃。

今後同じことが繰り返されぬよう、何でも事前に相談するよう義母に約束させました」(一葉・仮名/31歳)

たとえ親でも、息子家族のことが自分の意のままになるという考え方はもはや通用しないのではないでしょうか。今回の場合、義母が前もって連絡ひとつしていれば状況はだいぶ変わったはず。いかなる時も相手の立場になって物事を考えるようにしましょう。

あなたじゃなくて息子に祝ってほしいのよ! それとなく私にお祝いの言葉を送るように伝えて

「義母とは頻繁に連絡を取り合う仲です。ある日『今日は私の誕生日なの』と朝一番でLINEがありました。

そこで私は『おめでとうございます! 素敵な一年になりますように』と返信をして。すると『あなたじゃなくて息子に祝ってほしいのよ! それとなく私にお祝いの言葉を送るように伝えて』とメッセージしてきたのです。

義母の本音にドン引きしつつも夫にその旨を伝えることに。これを機に義母は私のことを『気が利かない嫁』と言う始末。

息子と嫁とで扱いが違うのは当然かもしれませんが、義母にここまで差をつけられるとさすがにいい気はしません。今後は程よい距離感でお付き合いすることにしました」(美知・仮名/33歳)

言いたいことがあるのなら、率直に言葉にしてもらったほうがいいですね。義母と嫁とで本音を探り合うと、深読みしすぎてかえってうまくいかないことも。相手の言葉にモヤモヤしたら「どういう意味ですか?」と聞いてみるのもひとつの手です。

おばあちゃんが買ったおもちゃが気に入らないなんて言うんじゃないでしょうね!

「先日、初めて迎える娘の誕生日をお祝いしようと私たち夫婦は盛り上がっていました。

義実家とはそれ程お付き合いはしていなかったのですが、突然義母が娘への誕生日プレゼントを持ってやってきたので、家にあがってもらうことに。しかしそのプレゼントは、あきらかに対象年齢が娘より上の子が遊ぶおもちゃだったのです。

無反応な娘に『おばあちゃんが買ったおもちゃが気に入らないなんて言うんじゃないでしょうね!』と義母がすごみだして。ちなみにうちの母は、孫がまだ幼くて好みがわからないからと『これで○○ちゃん(娘)に好きなものでも買って』と現金を送る気遣いをみせてくれたのに。

以後、義母にはさりげなくほしいものをリクエストすることにしました」(奈緒子・仮名/35歳)

良かれと思ってしたことでも、相手が必ず喜ぶとは限りませんね。普段からあまりお付き合いがないのなら、なおさら場の空気を読むことが求められるでしょう。無理に自分の気持ちを押しつけると相手も嫌気がさしてしまいます。

以上、“30代女性が思わず耳を疑った「義母のあり得ないひと言」”でした。

嫁姑問題は解決することがとても難しいようですね。相手に不満があるのなら、時にははっきり意見してみてもいいでしょう。自分ひとりで抱え込まず、夫と共に解決策を導き出したいところです。


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