「あなたより前の彼女の方がかわいかった…」20代妻が怒りに震えた「義母のあり得ないひと言」

文・菜花明芽 — 2023.7.12
よく「嫁姑問題」と言うように、義母と良好な関係を築くのはそう簡単なことではありませんね。そのため、親しくしようと思えば思うほど、義母に文句を言いづらいことが多々あるようです。今回は“20代妻が怒りに震えた「義母のあり得ないひと言」”についてご紹介します。

気を利かせたのに…少しはありがたいと思いなさいよ

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「義実家の隣に引っ越した頃の話です。夫が『何かあった時のために』と義母に自宅の合鍵を渡していました。ある日、帰宅したらリビングで義母が洗濯物をたたんでいて…。

『雨が降ってきたから洗濯物を取り込んであげたのよ』と偉そうに言ってきたのです。怒り心頭した私は『そんなことしてもらわなくて結構です! 』『勝手に家にあがらないでください』と義母を注意したのですが…。『気を利かせたのに…少しはありがたいと思いなさいよ』と嫌味を言う始末。

また同じことをされたらたまらないので、義母に合鍵を返却してもらうことに。『私は何も悪いことはしていない』と言い張る義母にうんざり…これ以上関わりたくないので、お付き合いを控えることにしました」(愛佳・仮名/28歳)

人には立ち入ってほしくないところがひとつやふたつあるのではないでしょうか。もし、事を荒立てたくないのなら「家に入る時は、一度私に連絡してください」と義母に妥協案を持ちかけるのもひとつの手です。

私が出産に立ち会ってあげる…その方が心強いでしょ

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「臨月の時に、突然義母が家にやって来ました。『初めての出産は何かと不安でしょ』と私を心配してくれて。そんな気遣いが嬉しいと思っていたら『私が出産に立ち会ってあげる…その方が心強いでしょ』と義母は平然と言ってのけたのです。

『娘の時も付き添ったのよ』と自慢気に話すのですが、子どもと嫁とでは立場がだいぶ違いますよね。私がやんわり断っても聞く耳を持たず…。夫が説得しても『当日はどういう形で連絡を取る? 』と言って、義母は一向に引く気配がありません。

あまりにも義母が強引なので、私も『子どもが生まれたら連絡するので、それまで家で待っていてください』と反撃。あの時のあっけにとられた義母の顔が今でも忘れられません」(奈穂美・仮名/27歳)

本当の娘のように接してもらって嫌な気持ちがする人はそうそういないはず。しかし、ある程度遠慮してもらいたいと思うのも嫁としての本音ではないでしょうか。義母とは長いお付き合いとなるので「嫌なものは嫌」とはっきり言うことも大切です。

あなたより前の彼女の方がかわいかった

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「義母とは最初からうまくいっておらず、意地悪を言われるなんて日常茶飯事。その日も『息子はとてもモテたのよ』『あなたより前の彼女の方がかわいかった』と皮肉たっぷりな発言をしたのです。

夫は私と結婚しているし、そもそもそんな昔の話を持ち出すこともないのに…。それでも、私が黙っていると『俺が選んだ妻に言いがかりをつけるのはやめろ! 』と夫が怒り出して。さらに『妻と仲良くするつもりがないなら、俺はもう実家には来ないぞ』と宣言すると義母は顔面蒼白に。

私は、ずっと義母の嫌味に耐えてきたので、夫の反撃に内心スカッとしました。それから義母は態度を改めたものの、私はまだ気を許したわけではありません」(舞衣子・仮名/29歳)

義母との関係を改善したいと思っても一筋縄ではいかないものですね。今回のように夫が味方についてくれるなら、すべての対応を任せてみてもいいかもしれません。ほとぼりが冷めるまで、一定の距離を置きたいところです。

以上、“20代妻が怒りに震えた「義母のあり得ないひと言」”でした。

ほんの少しのすれ違いが原因で、義母と不仲になってしまうことがあるようですね。しかし、時には相手を厳しく注意したり、自分の意見を主張したりすることも必要です。我慢ばかりが得策ではないと覚えておきましょう。


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