「早く子ども作りなよ」としつこく言ってくる友人にイラッ!「女友達と距離を置いたきっかけ」3選

文・小澤サチエ — 2023.10.5
女友達は一生の宝物…と言いたいところですが、思いがけないきっかけで、友情に亀裂が入ってしまうケースは少なくありません。特によく耳にするのが、学生時代は大親友だった二人が、大人になって疎遠になってしまうパターン。今回は「女友達と疎遠になったきっかけ」を女性陣に聞いてきました。

「子どもを作ったほうがいい」と押し付けてくる友人

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「高校時代の親友とは、大人になってからも頻繁に会っていました。疎遠になったのはお互いに結婚した後ですね。親友はすでに子どもが二人いるんですが、私には子どもがいないんです。彼女が会うたびに『早く子ども作った方がいいよ〜』としつこく言ってくるのがしんどくなって、距離を取るようになりました。

 
親ですら最近は子どものことを言ってこないのに、何で友達から押し付けられなくちゃいけないんだろう…と不快な気持ちになりました」(里奈/33歳)

結婚や出産など、ライフステージに応じて人付き合いが変わるのは、よくある話。しかしさまざまな生き方がある中で、自分の価値観を他人に押し付けるのは避けたほうが良いでしょう。

結婚しているかどうかや子どもがいるかどうかに関係なく、本当に大切な友人であれば、全く異なる生き方を選んだとしても理解し合えるはずです。

男性に泣かされてばかりいる友人

「大学時代の親友は、昔から男性を見る目がなくて、好きになった男性に泣かされてばかりいました。私も学生の時は、彼女が失恋したらすぐに駆けつけて、一生懸命慰めていたんですが…。

彼女、社会人になっても全く変わらなくて、ダメ男と付き合っては捨てられ…を繰り返していて。平日の深夜に泣きながら私に電話してきたり、久々に会ってもずっと愚痴を聞かされたりして、いい加減疲れてしまい、距離を置きました」(舞子/32歳)

学生時代からの友達とは、お互いにいつまでも変わらずにいたいですよね。しかしあまりに成長がなく、幼稚な振る舞いを繰り返していると、いくら親しい仲でも愛想を尽かされてしまいます。

社会人になっても、恋愛のトラブルで友人を巻き込んだり振り回してばかりいると、敬遠されてしまうかもしれません。

金銭感覚が変わってしまった

「学生時代の親友と、卒業後も頻繁に会っていました。ところが25歳を過ぎたあたりから、だんだんお金の価値観が合わなくなってきたんです。

彼女は外資系の有名企業で働いていて年収がかなり高いので、行くお店のレベルもどんどん上がってきてしまって。ある時、私が記念日でも行かないような高級店を女子会で提案されて、それ以来少しずつ距離を取るようになりました…」(悠里/29歳)

学生の頃は差がなかった金銭感覚も、収入やライフステージによって変わっていくのが現実。少しせつない気もしますが、お金の価値観が全く合わないのに無理をして会っても自分の首を絞めるだけ。

数年に一度会うなど、頻度を減らしても友情が壊れてしまうわけではありません。身の丈に合った交際をするのがベストです。

「女友達と疎遠になったきっかけ」を紹介しました。

どんなに仲が良かったとしても、年齢を重ねて価値観にズレが生じてしまうことがあるようです。自分の価値観を押し付けるのだけは避けたいところ。

お互いの変化を受け入れて、無理のない付き合いをしていきたいですね。


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