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「私は決して一番になれない…」不倫経験者が語る「地獄レベルの代償」

文・小泉幸 — 2023.9.3
「不倫には代償がつきもの」などとよく言いますが、実際はどうなのでしょうか。経験者に話を聞くと、不倫と引き換えに失ったものは多いと言います。また、不倫をしている間は我慢しなければいけない辛いこともたくさんあるのだとか。不倫経験者の女性に聞いた「不倫中、一番辛かったこと」を紹介します。

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友達が離れていった

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「実際に不倫をして知ったのは、『不倫反対派』の女性はけっこう多いんだな…ということでした。よく芸能人のゴシップで、不倫したタレントや女優を批判するコメントで炎上しているのを見かけますよね。不倫がバッシングされるのは芸能人の世界だけではありませんでした。

私が既婚者と付き合っていたとき、何人かの友達からあからさまに距離を置かれたのを感じました。また、かなり仲良かった子からも不倫を反対されて、少し気まずくなったこともあります。友達が離れていったのは、当時けっこう辛かったですね」(サキ/33歳)

不倫に対して嫌悪感を示す人は多いので、全ての人に理解しようとしてもらうのは難しいかもしれません。不倫の世界に足を踏み入れるのであれば、周囲の大切な人が離れていくかもしれないという覚悟が必要。

さらには、今まで親しかった人からも、厳しい意見を言われる可能性があります。

彼の一番になれないのが辛かった

「不倫中、結局自分が二番手であることがすごく辛かったです。どんなに甘い時間を過ごしても、彼は泊まらずに家に帰ってしまうんです。クリスマスや年末も彼は家族と過ごすので、私はひとりぼっちでした。

言葉では『本当に愛しているのは実香だよ』と言っていても、結局は奥さんや子どもの方が大事。私は決して一番になれないというのが、本当に虚しかったです」(実香/31歳)

不倫にハマる女性は、既婚男性の甘い言葉を鵜呑みにしてしまいがち。「君が一番だよ」とか「妻より愛してる」などの言葉を信じている人もいますが、結局彼が帰っていくのは、家族の待つ家。

不倫をして、寂しい思いや惨めな気持ちになったという経験談は非常に多いようです。

誰にも言えない禁断の恋

「20代の頃、会社の上司と不倫をしていたのですが、誰にも恋愛の話ができないのがキツかったです。周りはみんな彼氏のことや結婚の話で盛り上がっているのに、私は誰にも話せなくて、ずっと彼氏がいないふりを続けていました。

上司と不倫しているのがバレたら大変なことになるので、辛い思いをしたときに相談できる相手もいません。途中で『なんで私は、人に言えないようなことをしているんだろう…』と我に返って、すごく虚しくなりました」(雅美/34歳)

禁断の恋ゆえに、普通の恋愛と違って人に話せないのも不倫ならではです。特に仕事が絡んだ関係の場合、周囲にバレてしまったら、取り返しのつかないことになる可能性も。

誰にも聞いてもらえないのは辛いかもしれませんが、不倫を選択したのはその人自身。自業自得だと言えるのかもしれません。

不倫経験者に聞いた「不倫中、一番辛かったこと」を紹介しました。

不倫をするかわりに大切なものを失ったり、辛いことを我慢し続けたり、やはり不倫をしていると、そう簡単に幸せは手に入れられないようです。

安定したい幸せが欲しいなら、やはり不倫ではなく、本当にあなたを大切にしてくれる人と普通の恋愛をするのが一番ですね。


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