「思わずドキッとします…!」男性に聞いた「本気で惚れる“女性からの甘え方”」

文・沙木貴咲 — 2023.8.24
好きな彼の気を引きたい、恋人同士になりたい。でも、イマイチ距離が縮まらず決定打に欠ける。そんな時はなんとなくのアプローチを繰り返すより大胆に甘えてみるといいでしょう。「好き」という気持ちがダイレクトに伝わるはずです。

超基本!「かまってほしい」ボディタッチ

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好きな人を振り向かせるには、自分の存在に気づいて意識してもらうことが大事です。遠くから見つめるだけでなく、アクションを起こすことが惚れさせる第一歩になるでしょう。

もし、彼とはまだそこまで親しくないなら、声をかける時に彼の服の裾を引っ張りながら話しかけるとか、彼の袖を引いて「ちょっと待って」「こっち来て」と引き止めるといいかもしれません。
直接カラダに触れるのは気が引けても服なら触れやすいはずです。

すでに彼とは親しい間柄であれば、電車やバスに同乗するシチュエーションで彼の肩に頭を乗せたり、一緒に歩きながら「あっち行こう」と手を引く流れで腕を組んだり、待ち合わせで軽くハグしたりと一歩進んだボディタッチが良さそう。
触れて甘えるアプローチは遠慮しないで思い切って飛び込むことが大切です。

「頭なででほしい」アピール

壁ドン、頭ポンポンは胸キュンアクションとして有名ですが、これらは男性がしてくれるのを待つだけでなく女性から求めてもいいでしょう。
会話の流れで彼の前に頭を突き出して「なでて」と言うのはアリでしょうし、彼が年上、長身の場合は特に効果的なアプローチです。

ぬっと頭を突き出す様子が「かわいくない」と思うかもしれませんが、男性の目には不器用だけど素直な愛情表現に映るようです。

「同僚が『私すごく頑張ったんだよ、褒めて』と頭を突き出してきた時はかわいいと思った。朴訥な動作がいい」(30歳男性・会社員)

「甘えたい」と正直に言う

男性は甘えてくる女性が好きな人が多いですが、女心を繊細に汲める人はそう多くありません。遠回しに匂わせるより正直に「甘えたい」と言った方が気持ちは伝わるでしょう。

自分から「甘えたい」と言うなんて恥ずかしい……!
そう思ってしまう女性は、恥ずかしがりながらも言う姿が男性をドキッとさせると覚えておいてください。格好つける必要はありません。素直な気持ちをありのまま言うことが大切です。

「なんとなくいい感じの女友達が飲み会の帰りに、『ちょっと甘えたい気分』と手をつないできたのはドキッとした」(33歳男性・エンジニア)

友達期間が長い場合の甘え方

友人としての付き合いが長く、かわいく甘えることにどうしても抵抗がある場合はツッコミを入れる感覚がいいかもしれません。

たとえば、腕や背中をバシッと叩いて、彼が「何?」「いきなり何するの?」と振り返ったら「かまって」と言ってみたり。二人だけのシチュエーションで急に抱き着いてすぐに離れたり。

「いきなり態度を変えられるとこっちも身構えてしまうけど、いつもとちょっとだけ違う態度を取られると意識せずにはいられなくなる」(28歳男性・エンジニア)

急にベタ甘になるよりは、普段の雰囲気を残しつつも甘えたい、かまってほしいムードを出すと良さそうです。

刺さらない甘え方に要注意!

甘えアプローチというと、「上目遣いで見つめる」「テーブルの下で足を絡める」をよく聞きますが、これらは定番すぎて今はもう刺さらない人が多そうです。

「上目遣いは無言でも誘われているとわかるけれど、手法としてもう使い古されているというか。あーハイハイって思ってしまう」(30歳男性・会社員)

恋のアプローチにも流行り廃りはあって、何が刺さるのかは相手の感性にも依るでしょう。
誘っている、甘えたがっていることが伝わる言動でも、好きな男性に「かわいい」「ドキッとする」と思わせるアクションを選ぶことが大切です。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。


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