不倫夫と義母の醜態を親族に大暴露! 復讐を誓った「30代妻の決断」【後編】
離婚もやむを得ないと腹をくくり親族に相談
「夫の不倫がわかってから、私のストレスは限界に達していたのですが、私の実家は飛行機に乗らないと帰省できない距離だったので、すぐに頼れる人が近くにいませんでした。
それでも現状をなんとか変えなければいけないと思い、それまでに何度かLINEで会話をしていた夫の従姉妹に連絡をして、夫と義母との問題を相談することにしたんです」
香織さんの話を聞いた従姉妹は、香織さんに全面的に同情し、「おばさん(香織さんの義母)は、昔から息子を溺愛しすぎていると親戚の間でも有名だったのよ」と教えてくれたそうです。そして「香織ちゃんがあまりにもかわいそう。私が力になれることはなんでもする」と、心強い申し出もあったとのこと。
親戚の集まりで夫と義母の醜態を暴露!
「従姉妹の提案で、次の親族の集まりのときに夫と義母の醜態をみんなに暴露することになりました。私はそのあと離婚をする覚悟で臨んだのですが、従姉妹は『経済的なことがあるだろうから、すぐに離婚せずにひとまずは別居をして、生活費は夫から貰えばいいよ』とアドバイスをくれました。
新生活の基盤ができるまでは離婚しないほうが私もありがたかったので、従姉妹に相談をしながら、別居計画を進めることにしたんです」
従姉妹との計画通りに、親族が集まった席でこれまでの醜態を暴露したという香織さん。夫と義母は唖然としつつも、証拠があるため香織さんの主張を否定はできませんでした。すると、夫側の親族であるにもかかわらず、多くの人が香織さんに同情し、夫や義母をその場で責めてくれたそうです。
「その後すぐに、私は夫に別居を申し入れました。別居中の生活費も、裁判所の婚姻費用算定表に基づいて請求して、しっかりと払ってもらいました。別居をしてから私は就職先を探して、きちんと新生活の基盤ができたところで離婚をしました。
あのとき、従姉妹や夫の親族が私の味方をしてくれなかったら、今でも義実家で悩みながら暮らしていたか、突発的な離婚をして路頭に迷っていたかのどちらかだと思うので、冷静にアドバイスをしてくれた従姉妹にはとても感謝をしています。
従姉妹の話によると、私をいじめていた義母や身勝手な不倫をしていた夫に対して、親戚からの目がさらに厳しいものに変わったそう。親戚の中でも、もはや二人はかなり孤立しているらしいです」
義実家で同居生活を送る場合、家庭内で孤立を強いられると居場所がなくなってしまうでしょう。一人で解決が見込めないときには、自分の実家や友人、夫側の信頼できる親族など、誰か一人でも話を聞いてくれそうな人に相談してみることも、有効な打開策のひとつかもしれません。
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