複数の女性と関係を持っていた不倫男性… 既婚者とマッチングした30代女性を待っていた「まさかの結末」【後編】
突然ピタッと連絡が来なくなり…
「矢島さんとは、不倫と分かりながらも関係を続けていました。“妻と別れる”と言っておきながら、その気配がなく、歯痒い思いをしていました。
ところが、あるときからピタッと連絡が来なくなったんです。矢島さんとは、アプリ内のメッセージ機能でやり取りをしていたので、直接の連絡先を知りません。どうすることもできなくなりました。
このまま終わりなのかな…と思ったころ、ようやく連絡が来ました。“久しぶりに会いたい”と言うので、会う予定を立てました」
妻を名乗る女性からの連絡
「彼が指定してきた待ち合わせ場所は、なぜかカフェでした。ここから移動するのかなと思い、待っていました。でも、時間になっても矢島さんが現れないんです。
30分ほど経ったころ、『矢島の妻です』とメッセージが届きました。冗談だと思って“ふざけないで”と送ると、『矢島は来ません』と返ってきました。
さらに、『あなただったんですね。夫はもうあなたとは会わないと言っています』とも。相手は本当に矢島さんの妻で、不倫がバレてスマホを奪われてしまったんだと思いました」
店内にいた女性が急に立ち上がり…
「とはいえ、私としても納得がいきません。妻と別れると言うので待っていたわけですから。なので、『ちゃんと会って話がしたいです』と送り返しました。
すると、カフェ内の端に座っていた女性が、スクッと立ち上がりました。そして、ツカツカと私の席に歩み寄り、立ち止まりました。そして、『矢島の妻です』と言ったんです。
どういうことなのか、すぐに事態を把握できませんでした。慌てる私を見て、女性は向かいの席に座り、事情を話し始めました」
ことの真相
「女性は、やはり彼の妻でした。説明によれば、矢島さんはマッチングアプリを利用して、私と同じような女性とたくさん会い、関係を持っていたそうです。
彼女はそれに気付き、自分もアプリに偽名で登録。すると、見事矢島さんとマッチング。そのまま話を進め、会う約束をして、実際に会い、すべてが明るみになったそう。
矢島さんも、もう言い訳はできません。彼女は矢島さんのアプリ内でのアカウントを利用して、これまで関係を持った女性たちに連絡をしていったそうです。
私は完全に、弄ばれていたわけです。矢島さんの妻は、私に対して怒るどころか、『本当に申し訳ありません』と謝ってきました。
もちろんショックでしたが、深みにハマる前で良かったのかもしれません」
“マッチングアプリで出会った男性と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。
マッチングアプリを悪用した不倫に引っかかってしまうと、大事な時間を無駄にしてしまうことになるでしょう。さらに、人を傷付け、罪を背負ってしまうことにもなりかねません。相手は慎重に選ばないといけませんね。
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